Mesh for Teams:メタバースと新たなミーティング体験に対するMicrosoftの答え(1)

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Mesh for Team’s, Microsoft’s vision of the metaverse for online meetings.
Image Credit: Microsoft

Facebook(訳注:旧社名・新社名はMeta)がメタバースの未来を明確にした1週間後、Microsoftは11月の開発者イベント「Ignite」で、Microsoft Mesh for TeamsにおけるAR/VR(拡張現実と仮想現実)ミーティングのビジョンを提示した。このサービスは、物理的に異なる場所にいる人々がARやVRを介してコラボレーション体験に参加できるMicrosoft MeshのAR/VR機能と、Teamsの生産性ツールを組み合わせたものだという。

MicrosoftのコーポレートVPであるJeff Teper氏によると、MeshはTogetherモードやPresenter viewといったTeamsの既存の機能をベースに構築されており、リモートミーティングやハイブリッドミーティングをより没入感のあるものにしている。Presenter viewではスライドとメモを表示しながら、聴衆はスライドのみを見るなど、異なるビューを提供し、Together modeではAIを使って、通話中の全員をコーヒーショップのような共有ルーム環境に配置してくれる。

「これらのツールは私たちが同じ仮想空間にいること、私たちが1つのチームであること、私たちが1つのグループであることを示すためのものであり、これらのツールはチームをより効果的なものにしてくれると同時に、個人のエンゲージメントを高めるという両方の目的を達成してくれるものになるでしょう」(Teper氏のブログより)。

「Mesh for Teams」

Microsoftによると、2022年前半にプレビュー版がリリースされ、スマートフォンやPC、AR/VRヘッドセットから誰でもアクセスできるようになるという「Mesh for Teams」は、表向きは会議をより「パーソナル」で「エンゲージメント」なものにするために設計されている。ユーザーは、カスタマイズされた自分自身のアバターとしてTeamsの標準的な会議に参加し、組織はTeams内に「メタバース」と呼ばれるスペースを構築することができる。Mesh for Teamsのユーザーは、自分のアバター(またはビデオや静止画、イニシャル入りのバブル)をこれらのスペースに持ち込んで交流することができる。

Mesh for Teamsでは、あらかじめ構築された没入型スペースが用意されているが、時間の経過とともに組織が独自の没入型スペースを構築し、Teamsに展開できるようになる。アバターはTeamsのミーティングから、Teams内の没入型スペースを含むMesh対応の他の体験へとユーザーを導いてくれる。

MicrosoftでMesh for Teamsに取り組んでいるプリンシパルプロジェクトマネージャーのKatie Kelly氏は、次のように述べている。

「アバターにさらなる表現力を与えるアニメーションも用意されています。あなたの手が動いて音声を聞き、それを顔の表情として表現するだけのシンプルなものですが、臨場感があります。これが最初のリリースです。今後はMicrosoftの豊富なAI技術を駆使して、カメラを使って口の位置を推測したり、頭や顔の動きを模倣したりできるようにしたいと考えています」。

(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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