Facebook/Meta がバーチャルリアリティ(VR)を基盤にメタバースを構築しようとしているのに対し、Niantic は「ポケモン GO」による位置情報ゲームで成功を収めている。そしてそのことが、メタバース版に向けて、ポケモン GO の拡張機能を作ることを可能にした。TechCrunch がこのニュースを報じた。
つまり、サンフランシスコを拠点とする Niantic は、現実世界に拡張現実(AR)画像を重ねることでメタバースを構築できると考えているのだ。Hanke 氏は、「レディ・プレイヤー1」のような VR を使ったメタバースのビジョンは、どちらかというとディストピアの悪夢に近いと考えている。
Augmented World Expo でのスピーチで、Hanke 氏はディストピアを批判した。
それらの架空の未来バージョンでは、世界は混乱していて、人々はそこからある種の仮想現実に逃避しなければならず、そこで人々は生活し、仕事をし、遊んでいる。
皆さんにお聞きしたいのだが、それはあなたが想像する未来だろうか? それがあなたの想像する未来だろうか? あなたの子供たちにも? それは、我々が Niantic で実現しようと考える未来ではない。
Niantic は、現実世界にかわいいアニメーションのポケモンの生き物を重ねるように、現実世界の上に仮想世界を重ねる技術を開発したいと考えている。
Niantic は最近、ARゲームを誰でも無料で公開してゲームを開発することを容易にする「Lightship AR Developer Kit(ARDK)」を発表した。
Niantic は最近、「Harry Potter: Wizards Unite(邦題未定)」というゲームを終了したが、最近では、スマートフォンを持って歩きながらプレイすることを想定した「ピクミン ブルーム」を発売した。
Sensor Tower は、ポケモン GO が2020年に10億米ドル以上の収益を上げたと報告している。
【via VentureBeat】 @VentureBeat
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