ホルモンにアプローチ、女性一人一人に最適化した避妊方法を提案するTuune

Image credit: Tunne

<ピックアップ> London’s femtech startup Tuune looks to end the ‘one-size-fits-all’ approach to contraception; secures €3.98M

重要なポイント:ロンドンを拠点とし、ホルモンにアプローチして女性に最適な避妊方法を提案するフェムテックスタートアップのTuuneは、398万ユーロ(約5.2億円)の資金調達を発表した。本ラウンドはベンチャーキャピタルの Octopus Ventures がリードした。

詳細:Tuune は2018年にロンドンで Shardi Nahavandi 氏とPeter Fish 氏が共同設立。女性向けのパーソラナイズドヘルスケア企業であり、ホルモンにアプローチすることで利用者女性にとって最適な避妊方法を提案する。

  • 具体的には、同社は所属する臨床医が独自の技術によるホルモン分析および、利用者の病歴やライフスタイルなどのヒアリングに基づき、それぞれの女性にあった避妊方法の提案を行う。このような個別アプローチにより、アンバランスな女性ホルモンが引き起こす、子宮内膜症や抑うつ、体重増加、ニキビなどの症状を緩和することができるという。
  • 共同設立者の Nahavandi 氏は今回の資金調達に際し、同社プレスリリースで次のようにコメントしている。

私たちの目標は女性のヘルスケア体験を向上させることで、まずは女性自身が正しい情報に基づいて避妊方法を選択できるようなサービスを提供することです。これまで何世紀にもわたって人口の50%におよぶ女性ホルモンの影響を無視してきた歴史から、脱却したいと考えています。ホルモンが私たちの健康全般に重要な役割を果たしていることを認識し、それを利用してより良い生活を送れるよう、今こそ声を上げなければなりません。

  • 今回の資金調達により、同社はアメリカ市場でのサービス開始を目指すという。

背景:同社の調査によると、女性の2人に1人は避妊薬による副作用に悩まされ、85%の女性が医師が自分に最適な避妊方法を見つけるために十分な時間を費やしていないと考えているという。

  • 244種類以上の避妊方法の選択肢がある中で、それぞれの女性がどれを選べばいいのかを知ることは「ギャンブル並みに難しい」と表現し、同社はこの問題の解決を目指す。

執筆:平理沙子(Risako Taira)/編集:池田 将

via Silicon Canals

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