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台湾を拠点とする仮想通貨スタートアップ XY Finance は、初となる IDO(Initial DEX Offering、分散型取引所が間に入って行う資金調達)で2,000万米ドルから5,000万米ドルの資金調達を目指していると、Tech in Asia に語った。この IDO は、10日にトークンオークションのプラットフォーム「Copper Launch」で開始された。
IDO は、個人投資家からの資金調達を目的とした、分散型取引所(DEX)でコインを初公開するプロジェクトだ。
今回の XY トークンの発表の前、XY Finance は1,200万米ドルの資金調達ラウンドをクローズした。このラウンドは、Circle Internet Financial, LLC、Animoca Brands、Yield Guild Games(YGG Ventures)らがリードし、40社以上の投資会社が参加した。
XY Finance は、投資家がトークンや NFT(非代替トークン)を含むクロスチェーンの暗号資産を、コスト効率の良い方法で送金することを可能にする。同社は、起業家であり、デジタル資産管理プラットフォーム「Steaker」の創業者 Wilson Huang(黄偉軒)氏が2021年に立ち上げたスタートアップだ。
YGG やAnimoca Brands とのコラボレーションを通じて、XY Finance はさまざまな GameFi 体験をエコシステムに導入し、来年初頭までに GameFi プラットフォームを立ち上げる予定だ。
Huang 氏は次のように述べている。
クロスチェーン取引、GameFi、NFT など、我々が行っていることは、先進的な分散型金融(DeFi)ユーザにとって必要不可欠なものとなるだろう。そのため、2022年には1兆米ドル以上の取引成長を視野に入れている。
先に実施した1,200万米ドルのラウンドに参加したその他の著名な投資家は以下の通りだ。
- Infinity Ventures Crypto
- Mechanism Capital
- TRON Foundation
- Morningstar Ventures
- Block Capital
【via Tech in Asia】 @Techinasia
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