東南アジアのeコマースイネイブラーaCommerce、タイ証取へのIPOを申請

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共同設立者兼グループ CEO Paul Srivorakul 氏
Photo credit: aCommerce

e コマースイネイブラーの aCommerce が、本国タイで新規株式公開(IPO)を申請したと、複数の報道機関が伝えている。同社は、タイ証券取引所(SET)のメインボードに株式を上場する予定で、最大で40%の株式を売却する予定だ。上場すれば、aCommerce はタイで株式公開する最初のテックスタートアップとなる。

「CEO の Paul Srivorakul 氏と彼のチームにとって、主幹事銀行であるサイアム商業銀行とのロードショーが始まる」と、あるロイターの特派員は LinkedIn の投稿で述べている。上場は、将来の収益に対する投資家の意欲を試すものでもある。同社は2018年以降、赤字を計上している。2021年1~9月期には、売上高63億バーツ(約210億円)に対し4億9,200万バーツ(約17億円)の損失を計上した。

2013年5月に設立された aCommerceは、パフォーマンスマーケティング、チャネルマネジメント、Web ストアの設計と運用、コンテンツ制作、受注処理と倉庫管理、配送と物流、ローカライズされたカスタマーケアなどのeコマーステクノロジーとソリューションを提供している。

サムスン、ユニリーバ、ネスレ、ロレアル、フィリップス、マースなど、260以上のブランドと提携。1,200人以上のスタッフを擁する aCommerce は、シンガポール、インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピンにオフィスとフルフィルメントセンターを構える。2020年1月、同社は Indies Capital Partners から1,500万米ドルを調達した。このラウンドは、2019年7月に KKR を含む既存株主から1,000万米ドルの調達ラウンドを実施してから約半年後に行われた。

これまでに aCommerce は、複数のラウンドを経て1億1,880万米ドルを調達している。その他の支援者は、Emerald Media、BlueSky、DKSH、Inspire Ventures、Sinarmas、NTTドコモ である。同社は2018年9月に初めて、2020年に IPO を申請する計画を発表し、シンガポール証券取引所(SGX)または SET への上場を検討していた。

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【via e27】 @E27co

【原文】

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