台湾有数の大企業が支援するインキュベータGarage+、世界のスタートアップを招く12日間アクセラレーションプログラム第13期の募集を開始

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Epoch Foundation(時代基金会)が2020年に開催した「Meet the Future Exhiibition」の様子
Image credit: Epoch Foundation(時代基金会)

Garage+ は、台湾有数の大企業20社が資金提供する NPO Epoch Foundation(時代基金会)が運営するスタートアップインキュベータだ。Garage+ は先ごろ、第13期を迎えるアクセラレーションプログラム「Startup Global Program」の募集を開始した。2015年に始まったこのプログラムは年に2回実施され、これまでに世界中から197チームが採択・参加。その75%が、台湾企業からの投資や協業を実現している。

このプログラムの特徴は、12日間という短期間に、Epoch Foundation に加盟する Taiwan Semiconductor Manufacturing (TSMC、台湾積体電路製造、台湾証取:2382)、ノートPC の ODM 世界最大手 Quanta Computer(広達電脳、台湾証取:2382)、Foxconn(鴻海/富士康、台湾証取:2354)、Acer(宏碁、台湾証取:2353)など、台湾を代表する企業に起業家が直接会え、台湾やアジア地域でのビジネス可能性を模索できる点。アジアを代表するテック見本市「Computex Taipei」への参加も含まれる(コロナ禍対応により、一部オンライン化される可能性もあり)。

募集領域は、AI とデータアナリティクス、IoT とスマートデバイス、デジタルヘルス、カーテック、5G 技術、ロボティクス、スマートエネルギーなどで、参加にはシードからシリーズ B 資金調達を模索しているスタートアップが適しているとのことだが必須条件ではない。

プログラムへはここから応募できる。主催が NPO という性格もあり、参加にあたって費用を求められたり、エクイティの拠出を求められたりすることはない。採択された参加者には、前出のような台湾企業への訪問機会のアレンジやマッチングのほか、台湾との往復航空券、12日分の宿泊環境、3ヶ月のワーキングスペース利用権、台湾への起業家ビザが無償支給される。プログラム開始は5月16日からで、応募締切は2月14日となっている。

なお、Garage+ では2月10日の午後2時50分〜午後3時50分(日本時間)、日本向けのオンラインイベントを開催し、前回第12期に採択された CollaboGate の COO 内田光紀氏が招かれ、Startup Global Program での体験談を披露する予定。CollboGate は、分散型 ID 技術を活用した開発者向け IoT プラットフォーム「UNiD(ユニッド)」を開発している。

なお、Garage+ は、2月7日からオンライン開催される Innovation Leaders Summit(ILS)にも、台湾スタートアップ13社を選抜し、日本の大手企業とのオープンイノベーションを念頭に招聘する。日本企業との協業を念頭に置いた彼らのピッチは、ILS の Web サイトで2月10日の午後2時40分から午後3時50分に視聴できる

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