本稿はBRIDGE Tokyoの企画をご紹介いたします。年明け1月19日から開催するオンラインイベントにて「NEXTスタートアップが実現するデジタル民主化」をテーマに、トップランナーの起業家をお招きしたセッションを配信いたします。現在、数量限定の無料視聴チケットを配布していますので、お早めにチェックしてみてください。
1月19日から開催を予定している「BRIDGE Tokyo 2022」に先立ち、BRIDGE では次世代のスタートアップを讃えるリスト「INTRO Showcase」のノミネート企業106社を発表させていただきました。
これら106社は、BRIDGE Tokyo 2022 に協力いただいているベンチャーキャピタル(VC)、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)から、次世代の企業成長を支援する「若手キャピタリスト」に選考委員としてご参加いただき、彼らの視点で候補をリストアップいただいたものです。
掲載する106社は選出された候補からノミネートを受諾いただいた各社となります。なお、ノミネートの基準は2015年以降の創業で、概ね5年以内に上場を視野に入れられる可能性のある急成長企業としています。
BRIDGE では BRIDGE Tokyo 2022 の最終日である1月28日に発表される最終選考に向けて、106社の顔ぶれを紹介していきます(順不同)。最終選考で注目を集めた企業については、インタビュー記事の掲載も予定しています。
DAIZ

写真: DAIZ。
<事業内容>
DAIZ は、味や機能性を自在にコントロールする「落合式ハイプレッシャー法」や肉様の食感を再現する独自製法をコア技術として、植物肉「ミラクルミート」を生産、開発を行う熊本発のフードテックベンチャー企業です。
「ミラクルミート」はこれまでに、フレッシュネスバーガーなどのバーガーチェーンや、大手スーパー各社、飲食店などで販売を行っており、また、味の素やニチレイフーズなどの大手食品企業との共同開発も進めています。また、2021年6月には、米国・ボストンに DAIZ 初の海外子会社を設立し、丸紅等大手商社と共に、海外進出に向けて動いております。
国内外のパートナー企業との提携により、「ミラクルミート」の価値向上を図ると同時に、美味しい植物肉の普及を通じて、グローバルの共通課題となっている地球温暖化やタンパク質危機などの解決に寄与してまいります。
<推薦者> 池田翔さん(グローバル・ブレイン)
<推薦者コメント>
植物性代替肉市場は欧米で先行し世界的に急拡大しており、国内においても、① SDGs/倫理的背景、②欧米のトレンドの輸入、③将来的なたんぱく質不足などの理由により拡大する市場と考えられます。DAIZ は極めて高い技術力を持ち、特許技術である製法により高いクオリティ(味、食感)の原料を製造しています。
また、ニチレイや伊藤ハム、フレッシュネスバーガーで採用されすでに大量生産、販売体制を構築しており、大企業を含む競合と比べても優位性を保持しているといえます。
丸紅と提携して米国に拠点を設置し、国内だけではなく急拡大するアメリカ市場での成長も期待されます。
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