本稿はBRIDGE Tokyoの企画をご紹介いたします。年明け1月19日から開催するオンラインイベントにて「NEXTスタートアップが実現するデジタル民主化」をテーマに、トップランナーの起業家をお招きしたセッションを配信いたします。現在、数量限定の無料視聴チケットを配布していますので、お早めにチェックしてみてください。
1月19日から開催を予定している「BRIDGE Tokyo 2022」に先立ち、BRIDGE では次世代のスタートアップを讃えるリスト「INTRO Showcase」のノミネート企業106社を発表させていただきました。
これら106社は、BRIDGE Tokyo 2022 に協力いただいているベンチャーキャピタル(VC)、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)から、次世代の企業成長を支援する「若手キャピタリスト」に選考委員としてご参加いただき、彼らの視点で候補をリストアップいただいたものです。
掲載する106社は選出された候補からノミネートを受諾いただいた各社となります。なお、ノミネートの基準は2015年以降の創業で、概ね5年以内に上場を視野に入れられる可能性のある急成長企業としています。
BRIDGE では BRIDGE Tokyo 2022 の最終日である1月28日に発表される最終選考に向けて、106社の顔ぶれを紹介していきます(順不同)。最終選考で注目を集めた企業については、インタビュー記事の掲載も予定しています。
ウミトロン

Image credit: Umitron
<事業内容>
ウミトロンは、水産養殖に AI や IoT、衛星リモートセンシング等の技術を活用することで、持続可能な水産養殖の実現に取り組む、シンガポール・日本を拠点とするスタートアップ。
主なサービスは、魚群の食欲解析 AI による養殖魚の餌やりの最適化や自動化、遠隔操作による生産者の労働負荷の軽減を実現するスマート給餌機「UMITRON CELL」、衛星データを活用した養殖向け海洋データサービス「UMITRON PULSE」、ウミトロンのテクノロジーを活用して育てたサステナブルシーフードブランド「うみとさち」などである。
「うみとさち」は量販店・飲食店・オンラインショップを通じて販売し、開始1年間で約100万食を消費者へ提供。また、世界最大のエビ養殖事業者であるCPフーズとの協業や、ペルーのサーモントラウト養殖場へスマート給餌機を設置するなど、グローバルでのビジネス展開を行っている。
<推薦者> 武居隼人さん(東急)
<推薦者コメント>
自動給餌機や海洋環境データ測定といったウミトロンの技術は、水産養殖現場における労働負荷を軽減するだけに留まらない。餌の量やタイミングを最適化することにより必要以上の餌を削減し、海洋汚染問題も解決する。
こうして育てられた魚は、サステナブルシーフードブランド「うみとさち」として販売。生産から消費まで一気通貫したサービスで持続可能な水産養殖を実現している。
水産養殖は現在の水産物消費量の100倍を生産できる可能性を秘めており、食糧不足、特にタンパク質の不足が危惧される世界を救う企業となり得る。
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