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シンガポールに拠点を置く SpaceChain は、Space X のロケット「Falcon 9」に搭載されたブロックチェーン装置の宇宙への打ち上げミッションが成功したと発表した。このペイロードには、Velas ネットワーク上で Ethereum の取引と NFT の発行をサポートできるノードが連携されている。

2017年に Zee Zheng 氏によって設立された SpaceChain は、宇宙におけるオープンなブロックチェーン基盤の構築を目指している。今回のミッションで送られたブロックチェーン対応パッケージは、同社がこれまでに打ち上げた6番目のペイロードとなる。
同社は昨年5月、カザフスタンに拠点を置く Eurasian Space Ventures と覚書を締結した。両社は、ビットコイン取引プラットフォーム「Biteeu」とコーラン音声放送局「Divine」の2つのプロジェクトで提携することで合意している。
一方、Velas は世界最速と言われる Ethereum Virtual Machine のブロックチェーンプラットフォームだ。SpaceChain のノードがテストされ起動すると、Velas は軌道上のインフラを通じてプラットフォームの開発を続けることができるようになる。
【via Tech in Asia】 @Techinasia
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