Taobao(淘宝)がNFT的なアートプラットフォームをローンチなど——中国ブロックチェーン界週間振り返り(1月13日〜1月19日)

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Image credit: Taobao (淘宝)

Taobao (淘宝)は、購入推奨サービスをデジタルアートワークプラットフォームにアップデートした。中国のデジタル人民元ウォレットアプリの導入が進んでいる。北京の裁判所が、司法手続きオンライン化を計画、その過程でブロックチェーン技術を活用。中国政府が後押しする「BSN(Blockchain Service Network、区塊鏈服務網絡)」は、NFT アプリの構築と管理、人民元での取引を可能にするインフラの構築を計画している。

中国の特色を生かした NFT が増加

  • Taobao (淘宝)は16日、購入推奨サービス「HeyBox(小黒盒)」をアップデートし、ブロックチェーンを活用したデジタルアート作品のプラットフォーム「HeyDesign(有隐)」にすると発表した。2017年に開始された HeyBox は、人工知能と Alibaba(阿里巴巴)のビッグデータを用いて、 Taobao の買い手と売り手に商品を推薦していた。HeyDesign は、100人以上のアーティストや企業を誘致し、プラットフォーム上でデザイン作品を公開する予定だ。駅長之家
  • 中国政府が後押しする「BSN(Blockchain Service Network、区塊鏈服務網絡)」は、企業や個人が非代替トークン(NFT)を作成・管理するためのインフラを構築する計画だ。このインフラにより、ユーザは NFT を管理するための独自のポータルやアプリを開発し、人民元のみで取引できるようになり、中国国外の暗号化された NFT とは差別化されることになる。このインフラは、BSN-Distributed Digital Certificate(BSN-DDC)と名付けられている。これは、統治機関を許可したオープンなブロックチェーンで、Ethereum や Corda の適応版、さらに Tencent(騰訊)が支援するフィンテック企業 WeBank(微衆銀行)が始めた Fisco Bcos などの国内チェーンを含む10のチェーンと連携している。南華早報

デジタル人民元ウォレットアプリが台頭

  • 中国のデジタル人民元ウォレットアプリが2,000万回以上ダウンロードされ、正式サービス開始後わずか10日間でユーザ数が倍増した。中国の生活サービス大手 Meituan(美団)でも、デジタル人民元ウォレットの導入が伸びている。1月4日のローンチから1週間で、Meituan のスーパーアプリでの1日平均のデジタル人民元取引件数は約43%増加し、Meituan にデジタル人民元ウォレットを追加するユーザは20%増加した。ウォレットアプリは中国人民銀行デジタル通貨研究所(数字貨幣研究所)が開発した。財聯社

司法手続にブロックチェーンを活用

  • 北京裁判所によると、昨年は67.4%の裁判がオンラインで行われ、これは全国で最も高い割合だった。同裁判所は、ブロックチェーン、クラウドストレージ、顔認識などの技術を用いて、「北京移動微法院」または「北京雲法庭」(「法院」や「法庭」は裁判所の意)を開発し、デジタル変革を促進している。北京高等人民法院(高等裁判所に相当)の副院長である劉双玉氏は、北京市セイフはデジタル書類や事件簿の利用を拡大するなど、司法プロセスのデジタル化を進めると述べた。人民日報

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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