シカゴを拠点として、金融会社などに仮想通貨を取り扱うためのバックエンド機能を提供する ZeroHash は先頃、シリーズ D ラウンドで1億500万米ドルを調達した。このラウンドには、機関投資家として、著名なヘッジファンドマネージャー Steven Cohen 氏の Point72 Ventures、Bain Capital Ventures、NYCA が参加した。
これは、ZeroHash にとって、昨年9月のシリーズ C ラウンド(3,500万米ドルを調達)に続くものだ。今回のラウンドで、累積調達額は1.7億米ドルに達した。今回ラウンドで、ZeroHash の時価総額はプレマネーで5億米ドルから10億米ドルの間に設定されたと見られる。ZeroHash は今回調達した資金を使って、チームの活動拠点をヨーロッパ、アジア太平洋地域、南米に拡大する。
ZeroHash は、顧客がデジタル資産の取引、報酬、獲得、出資を行えるよう、仮想通貨や NFT 製品とサービスを自社プラットフォームに埋め込む機能を企業に提供している。ZeroHash 共同創業者兼 CEO の Edward Woodford 氏はBlockworks のインタビューに対し、「全ての会社は、何らかの形で仮想通貨の会社になる」と語った。
ZeroHash は、MoneyLion、Wirex、MoonPay、TradeZero といった、ネオバンクや決済プロセッサのバックエンド機能を支援している。ZeroHash では、銀行や証券など従来金融サービス会社が仮想通貨を取り扱ったり、他方で、Coinbase のような仮想通貨特化企業が従来の銀行・証券サービスを提供したりするようになると考えており、これを as a service 形式で支援する考えだ。
Carry1st は、アフリカ市場の需要喚起を目的としたモバイルゲームパブリッシングプラットフォームのために、著名な投資家から2,000万米ドルを資金調達した。 Web の先駆者である Marc Andreessen 氏と Ben Horowitz 氏が設立した Andreessen Horowitz(a16z)、Avenir、 Google が参加した。このラウンドは、a16z にとってアフリカ…
Web の先駆者である Marc Andreessen 氏と Ben Horowitz 氏が設立した Andreessen Horowitz(a16z)、Avenir、 Google が参加した。このラウンドは、a16z にとってアフリカに本社を置く企業への初の投資となり、パートナーの David Haber 氏(フィンテック担当)と Jonathan Lai 氏(ゲーム担当)はオブザーバーとして Carry1st の取締役会に参加する予定だ。
このラウンドには、グラミー賞受賞者で有名な仮想通貨投資家 Nas や、Chipper Cash、Sky Mavis、Yield Guild Games の創業者ら、著名なエンジェル投資家が参加した。さらに、Riot Games、Konvoy Ventures、Raine Ventures、TTV Capital など、Carry1st の2021年5月のラウンドに参加した投資家もフォローオン参加した。
TGV4 Plus の出資は、TGV のパートナーや出資先企業による支援連携を通じて、Enjinstarter がより強力なエコシステムを構築することを支援する。TGV は、Animoca Brands や The Sandbox を支援したことで世界的に有名であり、Web3 への投資やイノベーションをリードする企業として評価されている。
我々は、メタバース、Play-to-earn、GameFi がメインストリームとなる転換期を迎えており、従来の楽しいゲーム体験に金融やフィンテックの概念を融合させ、唯一無二のユーザ体験を提供しようとしている。私は、Enjinstarter が、リソースとコミュニティをできるだけ早く構築し、適切な市場に素早く参入したい企業を支援する適切な場所であり、適切なタイミングであると信じている。(TGV4 Plus パートナー Kelly Choo 氏)
TGV4 Plus は、20都市以上でシリアルアントレプレナーへの投資を行っている。シンガポール、香港、台北、ドバイ、アブダビ、モスクワ、ストックホルム、パリ、マドリード、ワルシャワ、ニューヨーク、サンフランシスコ、バンクーバーなどに分散しているファンドである。昨年11月、TGV は、Animoca Brands 傘下のオープン NFT メタバースプラットフォーム「The Sandbox」に1,000万米ドルを出資した。
NetFlix や Amazon Prime など、今までと全然違う作品の作られ方が出てきてますね。製作委員会の形ではなく、1社の単独の意思でシナリオを制作したり、巨額の制作費を投じられたりします。また、日本で作られた作品が全世界に一気に配信されるようにもなりました。今後どういう変化が起きるでしょう?