糖尿病検査・尿検査機器開発のアークレイ、アジア向けに100億円規模のCVCをローンチ

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Image credit: Arkray

京都を拠点として、糖尿病検査や尿検査を中心とした製品を開発するアークレイは、シンガポールの関連会社を通じてコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)事業を開始した。

「アークレイ 4U」と名付けられたこのファンドは、日本、東南アジア、インド、イスラエルにおけるヘルスケアと関連分野のスタートアップを支援することを目的としており、100億円の資金を提供する。その目的は、親会社の資産やリソースを活用して拡大・成長できるヘルスケア関連のスタートアップに投資し支援することだ。

我々は、より広範なヘルスケア分野に投資していきます。例えば、デジタルヘルスケア、医療技術、バイオテクノロジー、AI、IoT医療機器、クラウド薬局、医療診断、パーソナルウェルネス&セルフケア、ペットテック、医療、機能性フードテックなどだ。もっとも、機能性フードテック(functional foodtech)は正確にはヘルスケアではないが。それでも、食品と健康には密接な相関関係があるため、関連性はある。(アークレイのシニアインベストメントアソシエイト Wei Cong SEAH 氏)

このファンドは最低のチケットサイズを定めていないが、1社あたり最大3億円までの投資が可能だ。また、かなりの数のスタートアップに投資することを想定しており、すでに数社のデューデリジェンスを行っている。

アークレイ4U は、アークレイグループが全世界で保有する有形・無形の事業資産を通じて、革新的なビジネスや技術の成長を幅広く支援する。全世界のグループが保有する有形・無形の事業資産を通じて、スタートアップ企業の急成長を支援し、サービスを加速させるものだ。

アークレイによると、医療業界では、新しい検査方法の導入や AI やデジタル化による利便性の向上など、技術革新が加速している。しかし、革新的な技術やサービスの開発を目指すスタートアップ企業の多くは、様々な理由から経営資源の選択と集中が必要だ。

アークレイは、1970年に簡易型グルコースメーターを開発した糖尿病検査会社だ。以来、HbA1c(ヘモグロビンA1c)の測定を自動化する装置を開発するなど、糖尿病の治療や指導、患者の QOL 向上などに取り組んでいる。世界18カ国に46の拠点を持ち、80以上の国や地域に製品を提供している。

via Kyodo News PR Wire

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