バーチャルキャスターの「Typecast」運営が24億円をシリーズB調達など——韓国スタートアップシーン週間振り返り(2月21日~2月25日)

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本稿は、韓国のスタートアップメディア「Startup Recipe(스타트업 레시피)」の発表する週刊ニュースを元に、韓国のスタートアップシーンの動向や資金調達のトレンドを振り返ります。

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2月21日~2月25日に公開された韓国スタートアップの調達のうち、調達金額を開示したのは10件で、資金総額は782.5億ウォン(約74.3億円)に達した。

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主なスタートアップ投資

  • 肉流通販売スタートアップ Sir.Loin(설로인)が400億ウォン(約38億円)を調達した。昨年、B2C市場で3倍成長し、年間売上高200億ウォンを達成。需要増加に伴い、生産施設を拡充する予定。
  • AI 音声サービス Neosapience(네오사피엔스)が256億ウォン(約24億円)を調達した。バーチャルキャスターの声を合成し、コンテンツを作ることができる「Typecast」は100万ユーザが利用。調達資金を使って、サービスの高度化とグローバル拡大を計画している。
  • グローバルコマースプラットフォームを運営する Gomi Corporation(고미코퍼레이션)が125億ウォン(約12億円)を調達した。現地フルフィルメント、オンライン CS 総合ソリューションなどを一元化し、オンライン流通パイプラインを形成。調達した資金で IT システムを高度化し、2022年の売上目標を900億ウォン(約86億円)に設定している。
  • デジタルマーケティング統合ソリューション Adriel(아드리엘)がシリーズ B ラウンドで150億ウォン(約14億円)を調達した。企業収益の向上を目指し、多チャンネル広告執行、運営、分析などを提供する AdOps プラットフォームを開発。資金調達を契機に、ビジネスインテリジェンス、マーケティング自動化プラットフォームとして事業領域の拡大を計画している。
  • ブロックチェーン企業 Block Odyssey(블록오디세이)が108億ウォン(約10億円)を調達した。ブロックチェーンのアクティベーションソリューションで複製不可のセキュリティ QR コードを発行し、流通段階別データ追跡可能技術を提供。調達資金を使って、事業拡大を計画している。
  • ブロックチェーン取引所「GoPax(고팍스)」を運営する Streami(스트리미)が100億ウォン(約9.5億円)を調達した。時価総額は3,500億ウォン(約334億円)を記録。全北銀行と実名確認入出金アカウントサービスを立ち上げ、ウォンマーケット運営の再開を準備している。

トレンド分析

今週のトレンド分析は、BRIDGE 既載記事「意外に多い、ウクライナ拠点や出身の世界的有名スタートアップ——ロシアによる侵攻後も、多くはキエフで業務を続行」とほぼ同一内容のため省略します。

【via StartupRecipe】 @startuprecipe2

【原文】

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