Binance(幣安)、法定通貨→仮想通貨の決済プロバイダ「Bifinity」を設立——企業の仮想通貨導入を後押し

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仮想通貨取引所 Binance(幣安)は、同社の公式なフィアット・トゥ・クリプト(法定通貨→仮想通貨)決済プロバイダとなる決済技術会社 Bifinity を展開した。

Photo credit: Burdun / 123RF

Bifinity のソリューションは、企業が仮想通貨を導入し、簡単で直接的なフィアット・トゥ・クリプト取引で新しいオーディエンスにアプローチすることを後押しすると同社は述べている。

また、Bifinity は NASDAQ 上場の仮想通貨取引所 Eqonex と提携している。戦略的提携関係の下、Bifinity はEqonex に3,600万米ドルのコンバーチブルローンを貸し付け、両社は事業シナジーを最大化し、事業をさらに拡大する機会を生かすために協力する。

さらに、Bifinity は、決済プラットフォーム「Paysafe」と決済プロセッサの Checkout.com と提携し、仮想通貨へのアクセスをグローバルに拡大し、ユーザが安全に仮想通貨を売買できるようにすることで Web3 経済を成長させることを目指している。ユーザは、法定通貨でのやり取りを通じて、50種類以上の仮想通貨を売買することができる。

Binance のビジョンは、世界的にお金の自由度を高めることであり、Binance の立ち上げ、そして Eqonex、Paysafe、Checkout.com との今回の戦略的提携関係により、仮想通貨普及の加速を目指している。(Bifinity 社長 Helen Hai 氏

【via Tech in Asia】 @Techinasia

【原文】

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