シンガポールの培養シーフードスタートアップUmami Meats、プレシードラウンドで240万米ドルを調達

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Umami Meats 皆さん。中央が CEO の Mihir Pershad 氏。
Image credit: Umami Meats

シンガポールに拠点を置く培養シーフードスタートアップ Umami Meats は、プレシードラウンドで240万米ドルを調達した。

アジア太平洋地域に特化した、代替タンパク質事業向け VC の Better Bite Ventures、アジアの初期段階のディープテックバイオメディカルと農業食品のスタートアップに投資する Genedant がこのラウンドを共同リードした。

その他の参加投資家は、CULT Food Science、Impact Venture、Katapult Ocean、Plug & Play Ventures、Prithvi Ventures、The Yield Lab Asia Pacific、Venture for America だ。

Umami Meats は、この資金を活用して、複数の魚種から堅牢で生産可能な細胞株を確立することにより、魚の培養のための低コストでスケーラブルな生産システムを前進させる予定だ。

Umami Meatsは、栄養価が高く、手頃な価格の培養シーフードを生産している。重金属、抗生物質、マイクロプラスチックの影響を一切受けず、従来のシーフードと同等の栄養価を持つ培養シーフードを提供し、美味しい食体験を提供するという。

Umami Meats の創業者兼 CEO Mihir Pershad 氏は、次のようにコメントしている。

シーフードは、世界的な需要の高まりと、気候変動、乱獲、海洋汚染物質などの脅威にさらされた供給の不安定化に直面する1,800億米ドルの産業だ。

我々の投資家の、より安全で健康的で持続可能なフードシステムへのコミットメントは、農業食品と代替タンパク質における深い業界知識と相まって、海洋生態系への圧力を軽減しながら、増大する水産物の需要に対する実行可能で持続可能なソリューションとしての養殖水産物を確立するための貴重な資源となるだろう。

シンガポールでは、Shiok Meats が培養水産物の分野でもうひとつのプレーヤーだ。しかし、その製品は Umami Meats とは若干異なる。2018年に立ち上げられた Shiok Meats は、Aqua-Spark、SEEDS Capital、日本のリアルテックファンド、Irongrey など、多数の投資家がキャップテーブルに名を連ねている。最新の投資は2020年に行われた(Aqua-Spark がリードした1,260万米ドルのシリーズ A ラウンド)。

Shiok Meats が甲殻類に特化しているのに対して、我々はヒレのある魚に取り組んでいる。水銀、マイクロプラスチック、抗生物質を含まない健康的なシーフードを提供し、IUCN リスト(絶滅危惧種)や家畜化(養殖)が困難な種に持続可能な代替手段を提供することが当社の強みだ。(Pershad 氏)

【via e27】 @E27co

【原文】

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