本稿はKDDIが運営するサイト「MUGENLABO Magazine」に掲載された記事からの転載
ブロックチェーンゲームや NFT 事業を手がける double jump.tokyo は28日、ブロックチェーンゲームの開発や支援、それに伴う人材や組織体制の強化のために約30億円を調達したと発表した。IP(知的財産権)を活用したゲームの共同開発や組織体制の強化を図る。
このラウンドに参加した投資家は次の通り。
- Access Ventures
- Amber Group
- Arriba Studio
- Circle Ventures
- Com2uS Group
- 電通ベンチャーズ
- Fenbushi Capital(分布式資本)
- Infinity Ventures Crypto
- JAFCO
- Jump Crypto
- Next Web Capital
- PKO Investments
- Polygon Ventures
- Protocol Labs
- Wemade
- Z Venture Capital
double jump.tokyo は2018年4月に創業。これまでに、世界的にヒットしたブロックチェーンゲーム「My Crypto Heroes」をはじめ、ブロックチェーンゲーム開発支援プログラムの提供、国内外のさまざまなNFT関連事業者との横断的プロジェクト、規制当局との窓口となる協会運営等を推進してきた。

最近では、3月に NFT(非代替性トークン)を使った世界的な DAO 型ゲームギルド Yield Guild Games(YGG)の日本版としての位置付けを持つ YGG Japan を運営する ForN の出資や事業パートナーシップの締結が明らかになっている。また同社などが出品した、漫画「左ききのエレン」のストリート NFT 2点が先週、総額332,300ASTR(約830万円)で落札されたのは記憶に新しい。
今回の資金調達は、黎明期からブロックチェーンゲームおよびIPを活用したNFTコンテンツで、地道に国内最大規模の実績を積み重ねてきたことへの評価と期待の現れと受け止めています。調達いたしました30億円は、大手ゲーム会社とのIPを活用したブロックチェーンゲームの共同開発への投資を中心に、その基盤となるプロダクトや提携企業/DAOプロジェクトに投資し、マスアダプション期を迎えるブロックチェーンゲーム市場において弊社グループをより強力に成長させて参ります。(double jump.tokyo CEO 代表取締役 上野広伸氏)
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