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Walmart 傘下の Flipkart は、IPO 評価額の目標を、600億米ドルから700億米ドルに引き上げたと、関係者の話としてロイターが報じた。以前は評価額を500億米ドルと見込まれていた。また、アメリカでの上場時期も今年ではなく、2023年前半を目指すという。

同社が IPO 計画を延期しているのは、ヘルスケアと旅行予約という2つの新事業に基づく評価額の引き上げを狙っているためだ。
同社は今週初め、「Flipkart Health+」を立ち上げた。このサービスは、ユーザに対し、独立系販売者による高品質で手頃な価格の医薬品やヘルスケア製品へのアクセスを提供することを目的としている。多角化の一環として、Flipkart は昨年9月に旅行予約プラットフォーム「Cleartrip」も買収した。
ロシア・ウクライナ危機も、Flipkart が上場計画を延期している理由の一つである可能性があるという。
インド市場では Zomato、Nykaa、Paytm など複数のテック企業が上場したが、今年は IPO ラッシュが一段落し、Mobikwik、Oyo、Delhivery といった企業がIPO計画を延期していると報じられている。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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