社内日報共有ツールのgamba、企業向けSaaS大手のrakumoが買収へ

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Image credit: Gamba

社内日報共有ツール「gamba!」を開発・提供する gamba は3月30日、企業向け SaaS 大手 rakumo(東証:4060)により買収され完全子会社となることが発表された。3月30日に株式譲渡契約が締結され、6月30日から rakumo の傘下に入る。gamba は rakumo から役員の派遣を受け入れる予定。

rakumo は、Google Workspace や Salesforce の拡張 SaaS「rakumo」を提供している。今回の買収は、rakumo と gamba! のクロスセルの可能性、機能面や開発面における共通性や相互補完性などを念頭に置いたものだ。

gamba は2012年12月、以前、楽天でビジネス開発プロデューサーを務めていた森田昌広氏によりローンチ。社員はこのアプリを使えば、始業や終業時に、同僚や上司に対して、簡単に近況を報告することができる。テンプレートが用意されているため、必要項目を埋めるだけで簡単に日報を完成させられるのが特徴。現在、取引社数は400社を超えている。

gamba は2013年10月に Skyland Ventures から2,000万円、2014年7月に East Ventures と Skyland Ventures から4,000万円を調達している。rakumo が適時開示した資料によれば、gamba の2021年10月期の売上は1億300万円。rakumo は今回の買収で、gamba の全株式17,551株を9,000万円で取得することがわかる。

gamba が創業から10年目を迎えた今年、森田氏は社長ブログを復活。それによれば、この10年間の累計で、gamba! のすべてのソースコードに対して合計約18,000回のコミットが行われ、約3,000本のブランチが作成されたことを明らかにしている。逆算すると、1日当たり7回の修正が行われ、毎日1件以上の機能改善や新機能追加が行われてきた計算になるという。

SaaS 各社が多額の資金を調達しエンジニアの採用に傾注する中で、gamba は大きな金額を調達できない分、テストやデプロイの自動化、デザイン工数の削減、コードの共通化など、徹底的にコストをかけずに開発する仕組みを整えたことで乗り切ってきた、と森田氏はブログの中で振り返っている。

via PR TIMES

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