#2 注目する3つの事業領域ーーアクセンチュア・ベンチャーズ(ACV)日本統括・槇隆広

本稿はアクセンチュア・ベンチャーズが配信するポッドキャストからの転載。音声内容の一部をテキストとして掲載いたします

アクセンチュア・ベンチャーズ がスタートアップと手を組み、これまでにないオープンイノベーションのヒントを探るポッドキャスト。グローバル・テックシーンを見つめてきたITジャーナリストの松村太郎をナビゲーターに迎え、旬のスタートアップをゲストにお招きし、カジュアルなトークから未来を一緒に発見する場を創っていきます。

前回に引き続き、アクセンチュア・ベンチャーズ日本統括を務める槇隆広が大企業とスタートアップをつなぐ役割とその課題について語ります。(ポッドキャストの一部をテキストにしてお届けしています。太字の質問はすべてナビゲーターの松村太郎さん)

ポッドキャストで語られたこと

  • ACVが注目する3つの事業領域
  • アクセンチュアベンチャーズのやりがい

今、注目をしているスタートアップの分野は

槇:注目する分野を三つ挙げさせていただくと、一つ目がニューリテールやストア・デジタライゼーションです。BtoCで商売やってるは店舗に来てくれないので違うチャンネルを使ってどうするのか、今まで接客が強みだったが物理的に会えない中でどうやってそれをやるのかみたいな話も出てますし、DtoCというキーワードが牽引するようにメーカーが直接やっているチャンネルがかつてのように機能しない部分が一部出てきたので、直接つながってものを売るなり商品をアピールするなりっていうのが増えてきたのはムーブメントとして面白いなと思っています。

二つ目のテーマはミラーワールドです。バーチャル空間上の活用は今後5Gもあってどんどん加速していきます。以前は3DやVR系のコンテンツを作るのに凄いお金と時間がかかって、潤沢な資金があるところとか、ビジネスケースで売り上げが立つモデルが作れる会社じゃないと敷居が高かったなと思うんですよね。

技術の進歩とかインフラが安くなったとか開発するとか、制作するもののコストがぐっと下がったり、色んなクリエーターが参加しやすい環境ができたりとか、ミラーワールドの中に色んなものを展開していくっていうのが増えてきてますし、これが次の大きなムーブメントとして増えるんじゃないかなと思います。

企業の中の色んな作業の現場で使うところに応用されているケースも出てきているので、そこにフォーカスしてるようなスタートアップっていうのは凄く面白いなと思って注目してます。

三つ目がオートマスロボットとかコントロールです。特に日本のマーケットだと非常に死活問題になってきてるテーマで、物流の倉庫で働く労働者の人数がずっと右肩下がりに減っていって、人手が確保できないっていう大きな問題に差し当たっています。人がやってたものをどんどん自動化していく。

例えばもう中国とかには人がいないですよね。全部、自動ロボットが荷物を右から左へ運びピッキングもするし箱詰めもする。配送トラックまでも全部自動で持っていくみたいなことをしています。日本も物流系の会社だとこれをDXのテーマとしてやってたりします。

最近はカメラを付けて自動で判定して障害物をよけながら自分でルーティングも考えながらみたいのが増えてるので、ここにはスタートアップのプレーヤーがたくさんいますね。魅力的な領域というか今後どうしても絶対必要になってきます。

次回につづく

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