AT&TとARスポーツエンタメのQuintarが提携、スポーツ観戦にAR導入へ

本稿はKDDIが運営するサイト「MUGENLABO Magazine」掲載された記事からの転載

AR(拡張現実)を使ったスポーツエンターテインメントスタートアップの Quintar と米大手通信キャリアの AT&T は、スポーツの観戦方法を変えようとしている。Quintar の AR プラットフォーム「Q.reality」と AT&T の 5G ネットワークを使って、両社はスポーツの試合会場で観客が AR コンテンツにアクセスできるようにする計画だ。

試合中、観客は会場の大画面を見てスコアやリプレイを見るのではなく、モバイル端末でリアルの場面に重ねて表示される AR コンテンツを通じて必要な情報を得られるようになる。AR コンテンツでは得点表や選手のデータなど、まるで家でテレビ観戦している時のように詳細な情報が提供される。

AT&T は NBA と WNBA 両リーグの公式ワイヤレスネットワークとして独占契約を結んでおり、Quintar が試合会場で AR コンテンツを観客のモバイル端末にインフラとなる見込み。Quintatr は最近、PGA ツアーでも公式モバイル AR デベロッパに指名された。Q.reality は iPhone や Android で利用でき、ヘッドマウントディスプレイが不要であることも特徴の一つだ。

Quintar は2020年、Sankar Jayaram 氏と Jeff Jonas 氏に設立された。二人は Quintar を創業する前、VR 生中継技術のスタートアップ VOKE を設立し2017年に Intel に売却した人物だ。このほか同社には、Magic Leap でスポーツエンタメ製品戦略をリードしたメンバーや、スポーツテレビ局の Turner Sports で生中継の技術統括を行ったメンバーなどが在籍している。

一方、国内では、KDDI はサッカークラブのアルビレックス新潟と提携し、5G スタジアム(KDDI は、アルビレックス新潟のホームスタジアムである「デンカビッグスワンスタジアム」の一部エリアを 5G 化している)を活用し、xR 技術による次世代型の新サッカー観戦体験の創出に取り組んでいる。

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