
Image credit: Masaru Ikeda
傘シェアリングサービス「アイカサ」を提供する Nature Innovation Group は31日、都内でプレスイベント開催し、大企業8社と合同で使い捨て傘ゼロに向けたプロジェクトをローンチすると発表した。6月の環境月間、および、来週前後に予想される梅雨入りを前に、各社との共同で開発したオリジナル傘、協業する内容について明らかにされた。
このプロジェクトに共同で取り組むパートナーは次の8社。
- 旭化成ホームプロダクツ
- NOK
- 大阪ガス
- サントリーホールディングス
- 第一生命保険
- 100BANCH(パナソニックグループ)
- 丸井グループ
- Rethink PROJECT
アイカサは1日70円で各地の貸借スポットから傘をレンタルできるシェアリングサービス。現在、貸借スポットは1,000カ所ほど。同社では今回のプロジェクトを通じて、2024年には貸借スポットを1,000駅以上、2030年には全国で25,000カ所にまで増やしたい考えだ。これは、突然の雨の際に傘を購入する場所として使われるが多いコンビニエンスストア50,000店舗の半分の数値に相当する。

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パートナー各社は、Nature Innovatioon Group と共同開発するコラボ傘の製造に必要なコストを一部負担することで、SDGs へ取り組んでいる姿勢を消費者に訴求することができる。また、パートナーの従業員全員、パートナーのステークホルダー1万人まではアイカサを無料で利用することができる。
Nature Innovation Group は2018年1月の創業、同年12月にアイカサをローンチした。2018年12月にシードラウンド、2019年6月にプレシリーズ A ラウンドで3,000万円を資金調達。2019年には Incubate Camp 12th、B dash camp 2019 Spring in Sapporo の「Pitch Arena」に採択された。
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