スウェーデン発のBNPLユニコーンKlarna、時価総額を昨年の⅓まで下げて5億米ドルを調達中——赤字拡大と競争激化で

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Image credit: Klarna

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スウェーデン発の BNPL(Buy Now, Pay Later、今買って後で支払う)ユニコーン Klarna が、時価総額150億米ドルで5億米ドルを調達中だと報じられている。この時価総額は、Klarna が昨年6月にソフトバンクがリードしたラウンドで調達した際の時価総額456億米ドルの3分の1以下だ。

この大規模なダウンラウンドの報道より前、先月には、同社は時価総額300億米ドル台前半で10億米ドルの調達を模索しているとの噂が流れていた。

Klarna の無金利、手数料ベースの BNPL モデルは、人気があることが証明されているが採算は取れていない。2021年に800億ドル相当の取引を処理し、前年比42%増となったが、同社の2021年第1四半期の純損失は前年同期比4倍の25.7億スウェーデンクローナ(約345億円)となっている。赤字体質の Klarna への投資家の関心は減退し、同社は従業員の10%を手放すことを決めた。

Klarna は、キャッシュフローに関する問題以外にも、Barclays や PayPal などに続き、最近 BNPL 分野に参入した Apple などとの競争激化にも直面している。イギリスでは、消費者保護の観点から BNPL サービスに対する規制が始まっている。

via Wall Street Journal

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