
Image credit: datagusto
AI を活用したデータ分析 SaaS「datagusto」を開発・提供する datagusto は20日、プレシリーズ A ラウンドで1.9億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、サイバーエージェント(東証:4751)、DEEPCORE、01Booster、HAKOBUNE。DEEPCORE と 01Booster は、datagusto が昨年5月に実施したシードラウンドに続くフォローオンでの参加。今回の調達を受けて、datagusto の累積調達額は3億300万円に達した。
datagusto は、外資コンサルファームでデータサイエンティストをしていたパー氏と、AI スタートアップで事業開発を担当していた中村達哉氏(CTO)が2020年4月に共同創業。二人はそれぞれ、大阪大学経済学研究科と大阪大学情報科学研究科の出身だ。パー氏は以前、海外高級ブランドのバイヤーを務める友人から、適切な発注数を予測する方法を尋ねられたことがあり、これが創業の契機となった。
datagusto は、誰もがスモールデータを用いて「次の一手を見つけ出せる」ツールとして開発。「データを AI に学習させ、推論結果を得る」という基本機能に加え、現場が必要とするシミュレーション機能、レシピ機能、AI 開発ナビゲーション機能、共有機能などを実装している。AI ツールには珍しく、UI/UX を国内有力クリエイティブファーム「THE GUILD」が開発したことでも知られる。
datagusto は、2021年11月のローンチからこれまでに大手企業を中心に19社で導入されているという。同社では今回調達した資金を使って、さらに簡単に、さらに強力なデータ分析を行う機能の開発を進めるとともに、人材採用や組織基盤の強化を加速するとしている。
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via PR TIMES
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