トークンで4,500万円を集めた「SUPER SAPIENSS」がトップ、FiNANCiEが上半期ランキング発表

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ニュースサマリ:トークンを使ったクラウドファンディング「FiNANCiE」を展開するフィナンシェは6月にファンディング総額のランキングを公表している。集計期間は2022年上半期(1月〜6月)で、スポーツとエンターテインメントのプロジェクトを集計対象とした。なお、FiNANCiEの場合、一般的なクラウドファンディングにあるストレッチゴール(目標金額に達した後の追加集金)に加え、トークンの追加販売が可能になっている。今回の集計は期間中に追加があった場合も含めている。

エンタメ部門で最も資金を集めたのが「SUPER SAPIENSS」の4,580万円(1PT=1円で換算)。映像監督の堤幸彦氏、本広克行氏、佐藤祐市氏らが立ち上げたプロジェクトで、サポーターと共に原作づくりからキャスティング、映像化に至るプロセスをコミュニティの力で実施するもの。トークンを購入した人は「SUPER SAPIENSSエンタメ DAO」というコミュニティに参加し、保有量に応じて撮影現場のお手伝いやキャスティングのオーディションに参加できたりする。

SUPER SAPIENSS THE BEGINNINGの完成上映会の様子

7月10日には堤幸彦監督が手掛ける「SUPER SAPIENSS THE BEGINNING」の完成披露イベントが新宿バルト9で開催され、このコミュニティから抜擢されたキャスト陣が披露されている。SUPER SAPIENSSに次いで資金を集めたのは、キャラ育成プロジェクト「蓮鬼ねむ」(約370万円)、アイドルグループ「民族ハッピー組」(120万円)がこれに続いた。

スポーツ部門では元F1ドライバーの片山右京氏がチェアマンを務める「ジャパンサイクルリーグ」が4,000万円近くを集めてトップとなった。自転車を通じた地方活性化促進を掲げており、トークンを購入してコミュニティに参加した人は全国各地で開催されるサイクルロードレースに参加したり、オリジナルのグッズなどが手に入る。続いてサッカークラブチームの「アンコールタイガーFC」(約2,200万円)「鎌倉インターナショナルFC」(約1,600万円)、陸上コミュニティの「TWOLAPS」(1,560万円)女性カーレース「KYOJO CUP」(約1,000万円)がこれに続いた。

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