美容医療向けヒアルロン酸製造のIMEiK(愛美客)、香港上場を再申請など——中国スタートアップシーン週間振り返り(7月4日〜7月8日)

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IMEiK(愛美客)CEO の Jian Jun(簡軍)氏
Image credit: IMEiK(愛美客)

本稿は、Technode(動点科技)が、7月4日〜7月8日に配信した「News Feed」記事の中から主要ニュースを翻訳したものです。

Tencent(騰訊)と中国銀行、企業向けデジタルシナリオ金融で協力(7月7日)

Tencent(騰訊)と中国銀行は、企業向けデジタルシナリオ金融の分野で協力し、デジタル技術を活用して中国銀行が中小企業向け金融サービスの品質と効率を高め、実体経済の発展を支援するための協定を締結した。シナリオ金融とは、ユーザの日常シーンで起こるさまざまな行動に対して、金融商品を提案することで、ユーザを囲い込みつつ収益を上げる戦略のことだ。

契約によると、Tencent FinTech(騰訊金融科技)は中国銀行のオープンバンキング機能を接続し、中小企業向けに便利で安全かつ効率的なワンストップサービスを提供し、デジタル化が進んでおらず金融資金管理にブレークポイントがある従来の中小企業の実態に効果的に対応し、企業コストの削減と業界のデジタル発展を支援するとしている。

中国銀行は、「BOC Enterprise Cloud Direct(中銀企業雲直聯)」などのサービスを開始し、企業のデジタルビジネスシナリオのエコシステムに積極的に溶け込み、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援している。中国銀行はこれについて、「国家デジタル経済発展計画を実施し、金融の力で実体経済の発展を支援するための実践的な行動だ」と述べている。動点科技

CRO(医薬品開発業務受託機関)の ClinChoice(昆翎)、1.5億米ドルを調達(7月5日)

国際的な医薬品開発業務受託機関(CRO) の ClinChoice(昆翎)は、1億5,000万ドルの資金調達を完了したとを発表した。このラウンドは Legend Capital(君联資本)がリードし、Taikang Life(泰康人寿)、Sherpa Capital(夏尔巴資本)、既存株主の Lilly Asia Fund(礼来亜洲基金)、Apricot Capital(杏泽資本)、Yuanhe Origin(元禾原点)がフォローオンで参加、Hoyue Capital(浩悦資本)が独占財務アドバイザーを務めた。

中国に拠点を置き、世界にサービスを提供する ClinChoice は、中国、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジアに3,000人を超える専門家チームを有し、世界中の新興バイオ医薬品および医療機器メーカーの顧客にフルレンジのワンストップ臨床開発サービスを提供している。同社はこれまでに、1,000を超えるフルサービスの第1相から第4相の臨床プロジェクトと、100近くの革新的な医薬品の登録申請、臨床設計、開発を完了している。動点科技

コーヒーフードテックの UNIONCE(一块小宇宙)、数千万人民元(数億円)を調達(7月5日)

中国のコーヒーフードテックスタートアップ UNIONCE Coffee(一块小宇宙)は、エンジェルラウンドとエンジェル+ ラウンドで、数千万人民元(数億円)を調達したと発表した。 今回の出資者は BlueChip Venture Capital(藍馳創投)とRedpoint China(紅点中国)で、今回の資金は「咖啡块」の研究開発・イノベーションとサプライチェーン構築の加速に活用される予定だ。 同時に、UNIONCE Coffee、中国初の自営フリーズドライ工場が天津にあることを発表した。

2021年に設立された UNIONCE Coffee の創業者兼CEOは、オフラインのブティックコーヒーチェーンブランド「CUP ONE」の創業者である Yang Lin(林陽)氏、ブランド最高責任者は中国トップのデザインスタジオ ABCD の創業者 Yu Guang(光宇)氏、最高研究責任者は北京林業大学生物学部教授 Chao Ma(馬超)氏が務めている。CUP ONE は、植物エキスの立体フリーズドライ+成形+インスタント+フレーバーロックというキーテクノロジー体系をカバーしている。動点科技

美容医療向けヒアルロン酸シェア4割、IMEiK(愛美客)が香港で再び上場申請(7月4日)

2022年の夏を迎え、新世代の消費者であるポスト2000年生まれはすでに大学を卒業して社会に出ており、ポスト2005年生まれも大学生活に突入する頃だ。 この短い期間に、イメージチェンジや新生活を迎えるために美容医療を選ぶ学生も多く、そのため多くの美容医療施設では、1年で最も集客のピークを迎えているようだ。

昨年7月に上場申請が失効した医療用美容製剤大手 IMEiK(愛美客)は、6月末に香港証券取引所に再度上場申請を行った。 IMEiK の株価は、深圳市場に上場後1年足らずで200人民元(約4,000円)未満から800人民元(約16,000円)まで急騰した驚異的な企業である。 2021年7月1日の取引終了時点で、IMeIK の株価は590.96人民元(約12,000円)、時価総額は1,278億6,000万人民元(約2.6兆円)となっている。

人々の生活水準が絶えず向上し、一般消費者の医療に対する需要が高まるにつれ、美容医療業界全体の市場規模は着実に拡大している。アフターコロナでは、肌や体の管理に関心を持つ消費者が増え、現代社会の外見への不安が徐々に緩和される中、光医療エステは避けられないトレンドになりつつある。動点科技

心臓血管デバイス開発のSaint Medical(聖徳医療)、1億人民元をシリーズA調達(7月4日)

南京に拠点を置く、革新的な心臓血管デバイスの研究開発と産業化プラットフォームを運営する Saint Medical(聖徳医療)は最近、シリーズ A ラウンドで約1億人民元(約20.5億円)を調達した。

このラウンドは、Innomed Capital(鷹盟資本)、Shenzhen HTI Investment(深圳高新投)、Jianyuan Tianhua Investment(建元天華投資)が参加したシリーズ A1 ラウンド(2022年1月)と、Kaitai Capital(凯泰資本)、Nanjing Innovation Capital Group(南京市創新投資集団)、Jiangbei New Area Investment Group of Science and Technology(江北新区科技投资集団)が参加したシリーズ A2 ラウンド(2022年5月)から構成されている。Probe Capital(探針資本)は、この調達の独占財務アドバイザーを務めた。

調達した資金は、中国国内の多くの大手心臓病センターと、初となる心臓弁介入治療製品「Xcor」の臨床試験を進めることに加え、Saint Medical の革新的な「医療機器 + デジタル医療 + サービス産業」のループの実現を加速させるために使用される。動点科技

【via TechNode】 @technodechina

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