廃棄素材の酒粕からクラフトジンを創り出すエシカル・スピリッツ、サントリーHDらから2億円を調達

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エシカル・スピリッツの皆さん
Image credit: Ethical Spirits

廃棄素材を使用したクラフトジンの生産や、再生型蒸留所を運営するエシカル・スピリッツは23日、直近のラウンドで2億円を調達したと発表した。ラウンドステージは不明。このラウンドに参加したのは、サントリーホールディングス、ベクトル(東証:6058)、SMBC ベンチャーキャピタル、Beyond Next Ventures。Beyond Next Ventures は、昨年6月の1.4億円超の単独出資に続くフォローオンでの参加。

エシカル・スピリッツは2020年2月、日本酒セレクトショップ「未来日本酒店」を運営する未来酒店代表の山本祐也氏らにより創業。

2020年3月、日本酒生産工程の最後に生成され本来は廃棄されてしまう素材であった「酒粕」を再蒸留することでクラフトジンを生産し販売を開始。利益から酒米を酒粕提供元の蔵元に提供することで、再度そこから日本酒を生産するという循環型の世界初「エシカル・ジン・プロジェクト」を始めた。

2021年1月には、エシカル生産と消費に特化した再生型蒸留所「東京リバーサイド蒸溜所」を東京・蔵前に建設。東京都で3つ目となるスピリッツ製造免許を取得した会社となり、蒸留所内には自社で運営するクラフトジンに特化したバーをオープンした。また、製造した限定クラフトジンを毎月届けるなど、さまざまな特典を含んだ会費制コミュニティなども運営している。

今回調達した資金を使って、エシカル・スピリッツでは新たな再生型蒸留所の建設と海外販路の拡大を行う。酒粕そのものをベーススピリッツに変える設備を展開することで、全国に1,400ある日本酒蔵すべての酒粕がベーススピリッツの対象となるという。また、すでに販売を開始しているイタリアに加え、今後、イギリスやフランスでも本格販売を開始する予定だ。

via PR TIMES

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