
Image credit: GxPartners
福岡拠点のベンチャーキャピタル GxPartners(GxP)は27日、「九州オープンイノベーション2号ファンド」を組成したことを明らかにした。これは、2019年4月に発表した「九州オープンイノベーション1号ファンド」に続くもので、2号ファンドの規模は最終的に、1号ファンドよりも10億円多い30億円規模を目指すとしている。GxP は、アクセラレータプログラムやスタートアップイベントを開催するスタートアップ支援組織「StartupGoGo!」の運営母体としても知られている。
2号ファンドは、1号ファンドと同様、GxP とふくおかフィナンシャルグループ(FFG、東証:8354)の VC である FFG ベンチャービジネスパートナーズと共同で運営される。ファーストクローズまでには正興電機製作所(東証:6653)、西日本鉄道(東証:9031)、三菱 UFJ 信託銀行、ワールドホールディングス(東証:2429)、FFG のファンドが出資した。西日本鉄道とワールドホールディングスと FFG のファンドは、1号ファンドに続く LP 参加だ。
2号ファンドについても、投資スコープは1号と変わらず、事業会社とスタートアップの共創を生み出すオープンイノベーションを推進を主眼に置いており、福岡進出を目指す海外のスタートアップも投資対象となる点が特徴。
また、1号ファンドからは26社に投資が実行されたことが明らかにされた。投資先には、モバイルアプリ開発・運用プラットフォーム「Appabrik」を提供する anect(福岡)、ノーコード採用サイトなど提供の HAB&Co.(大分、昨年7月に医療・福祉業界向け人材大手トライトグループが買収)、マーケティング DX のプリンシプル(東京)、アパレル生産管理システム運営の patternstorage(岡山)、エッジコンピューティングの FiduciaEdge(辺信聯、台湾)などがある。
via PR TIMES
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