スタートアップもシードからボーダレスへ:国際人材集うミートアップ「how to set your milestone for Pre A/series A」9.26開催・参加者募集

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マイクロソフトのスタートアップ向け支援プログラム「Microsoft for Startups」とベンチャーキャピタルのHIRAC FUNDは共同で9月26日にミートアップを開催する。テーマは「Startup fundraising:how to set your milestone for Pre A/series A fund-raising」で参加対象は日本から市場をグローバルに捉える起業家や経営陣、投資家。特に日本在住でスタートアップ経営に関わる国際人材の参加を見込んでいる。参加費は無料で事前の登録が必要。

当日はUB Venturesの頼嘉満氏、STRIVEの四方智之氏、DG Daiwa Venturesの野島隆太郎氏が登壇するセッションで、シード資金を獲得したスタートアップがその後、どのような事業マイルストーンを設定すべきか、また、プレ/シリーズAラウンドにおける資本政策のTipsを共有する。セッションはすべて英語で実施されるが質問については日本語でも参加可能。

スタートアップのエコシステムが国内で充実する中、Web3などに代表される世界的な競争環境が加速度を増して拡大しつつある。こういった状況の中、国際的な活躍が見込める人材を織り込んだ多様な経営チームの重要性が高まっている。一方、日本国内においてこのような人材とミートアップできる機会は乏しい。そこでMicrosoft for StartupsとHIRAC FUNDでは、国際的に活躍できる人々が集まる上で問題になりがちな言語のハードルを下げたミートアップを企画した。共同ホストのYuhong Chen氏は開催にあたって次のようにコメントしている。

「Microsoft for StartupsのJapan Teamにジョインし、最初に感じたのはTokyoのスタートアップ界隈の英語圏と日本語圏の間にある断絶でした。英語は”Must”でないが、起業家らが世界と戦うために日本語に限定されない情報収集の場は益々重要になっています。それはVC・CVCにも同じことが言えます。

この数十年来、高い経済力を持つ日本の市場にて、起業家やVCは日本語の壁に守られ、ガラパゴス化も進んでしまっていました。しかし、世界主要各国と比較した際のデジタル化の遅れ、パンデミックに伴う人材の流動性の一時的な低下により状況は変化しています。そのギャップはBusiness Chanceとして海外VCの目にも留まり始め、海外で起業する予定だったInternationalな起業家が、逆に日本での起業を検討するケースも増えていると肌身で感じております」。

ミートアップ当日はスタートアップ経営に関わる国際人材や起業家予備軍などが集う予定。参加にはこちらのフォームからサインアップが必要になる。本誌、BRIDGEはミートアップの趣旨に賛同してメディアパートナーとして当日のレポートを実施する。

イベント開催概要

  • 共同ホスト:HIRAC FUND、Microsoft for Startups(日本マイクロソフト)
  • 参加対象:シード・アーリー期のスタートアップを創業した起業家、所属する国際メンバー、投資家など
  • 参加費:無料
  • 開催日:9月26日(オープンは18時30分)※ネットワーキング終了は10時予定
  • 会場:HIRAC Fund オフィス
  • 参加方法:フォームからサインアップをお願いします

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