出世払い型テックスクール養成スクール「TECH SALES CLASS」

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本稿はベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・キャピタルが運営するサイトに掲載された記事からの転載

サービス概要:WorXが運営するのは出世払い型テックスクール養成スクール「TECH SALES CLASS」。接客・販売・営業職の方を対象に、最先端のセールスやITスキルを提供し、成長産業のセールス職へのキャリアチェンジを実現します。

Monthly Pitch編集部はココに注目:コロナ禍や結婚をきっかけに転職を検討する方は大勢います。その際、どうせ転職するならと、成長産業であるIT業界を志す方も少なくないそうです。しかし非IT業界からIT業界のような異業種・異職種への転職(越境転職)は簡単ではありません。

そこで登場するのがTECH SALES CLASSです。オンライン完結、スキマ時間で学習可能な、拡張性の高いトレーニングを求職者に施します。例えばプレゼンテーションの講座では、プレゼンしたら講師からフィードバックがあったり、プレゼンをAIが自動で採点したりして、求職者のプレゼンを改善していきます。

TECH SALES CLASSの特徴は、出世払い型のビジネスモデル(ISA)の採用です。これはトレーニングは無償で実施し、受講生が転職に成功したら、受講生は月収の10%を24ヵ月払い、企業からも採用報酬をもらうというもの。これまでの就職決定率は70%、最大で150万円年収がアップした方もいるそうです。

詳細:大学に入るための資金を奨学金や学生ローンで工面し、卒業後、一定の収入を得る職についてからお金を返していくモデルが一般化しているアメリカでは、ISA(Income Share Agreement)で職業再教育を提供するサービスが増えている。この〝出世払スキーム〟でサービスを提供するスタートアップには、Web エンジニアリングを教える Bloom Institute of Technology(旧 Lambda School)、テックセールスを教えていた Flockjay、教育サービスプロバイダに ISA を提供する Meratas などがある。

筆頭格の一つと見られた Flockjay は Y Combinator から2019年に輩出され、その後、俳優の Will Smith 氏や テニスプレーヤーの Serena Williams 氏といった著名人のファンドから資金調達に成功。しかし同社は昨年、B2B SaaS のスタートアップへとピボットしてしまった。背景には、アメリカの社会情勢が大きく影響しており、当初想定していたスキルや学位に達することができない生徒が増えたこと、期待していたような高所得の仕事に就けない生徒からの訴訟が増えたこと、などがあるようだ。

このほか、Meratas は、連続起業家で投資家として知られる Jason Calacanis 氏が率いるアクセラレータ兼ファンド LAUNCH からも支援を受けている。また、サンフランシスコに本拠を置き、発展途上国向けに ISA でコーディングスクールを展開する Microverse は2019年に Y Combinator から輩出され、有名 VC の一つである Generarl Catalyst などから累積で1,970万米ドルを調達している。新たな職業をスキルを身につけることで、豊かな生活を目指したい生徒らの思いが原動力となっている。

日本における職業再教育は、デジタル人材の労働力不足の観点から、リスキリングというキーワードでの取り組みが顕著になりつつある。ISA ではないものの、再教育を受けた後に転職先となる企業が費用を負担したり、雇用機会の創出を期待する地方自治体などが助成金を出したりして、生徒自らが費用を支払わなくても職業再教育を受けられる機会が提供されるケースも生まれてきている。

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