スモールビジネス向け請求・支払課題解決のペイトナー、GMOあおぞらネット銀と連携——請求書受取〜振込を完全自動化可能に

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Image credit: Paytner

主に個人事業主や小規模法人を対象として、請求書処理の自動化サービス「ペイトナー請求書」を提供するペイトナー(旧社名 yup)は20日、GMO あおぞらネット銀行との連携し、「更新系 API」、「参照系 API」、「為替資金預り口座」を活用した請求から振込までを自動化できるサービスをローンチすると発表した。このサービスでは、事業者は請求書をアップロードすることにより、請求内容のデータ化や管理、会計システムへの連携、振込実行までを自動で完結する。

ペイトナーは昨年4月に開催された MUFG デジタルアクセラレータに採択され、この際に提案した請求書をデジタル化する SaaS を開発。この SaaS では、銀行システムはもとより、会計 SaaS などとも連携し、請求を受け取ってから支払うまでの処理の完全代行が可能になる。ペイトナーは以前の取材で、ファクタリングサービスや銀行システム連携の強化で他社サービスとの差別化を図るとしていた。日本では、請求書のデジタル自動化処理サービスでは LayerX が「バクラク請求書」を提供している。

また、ペイトナーは、請求書をアップロードすることで、取引先の入金前に報酬を先払するサービス「ペイトナーファクタリング」も提供している。日本でファクタリングサービスを提供するスタートアップとしては、給与前払の Payme、「クラウドファクタリング」の OLTA などのプレーヤーが存在するが、金額規模や対象ユーザの属性の違いから、ペイトナーは直接的な競合にならないと説明している。

via PR TIMES

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