
Pinduoduo(拼多多)、海外向けEコマースプラットフォーム「Temu」をローンチ(9月2日)
中国の e コマース企業 Pinduoduo(拼多多)は1日、「Temu」という越境 EC プラットフォームをローンチした。まずはアメリカ市場をターゲットとする。この動きは、以前から噂されていたPinduoduo の海外 e コマースへの参入を裏付けるもので、同じく中国のブランド Shein の成功に触発されたと考えられている。Temu のプラットフォームは、レディース、メンズ、キッズ、ジュエリー&アクセサリー、シューズ&バッグなど、12のトップレベルカテゴリで構成されている。
ファストファッションの Shein と同様に、Temu は49米ドルを超える商品は送料無料だが、49米ドル以下の商品については、2つのプラットフォームで送料が異なる。Sshein は1回の注文につき送料3.99米ドルだが、Temu の送料はは2.99米ドルだ。Pinduoduo は、アメリカでサービスを試した後、他の国際市場への拡大を視野に入れているとみられる。(Tech 星球)
Tencent(騰訊)とソニー、「ELDIN RING」開発のフロム・ソフトウェアに出資(9月1日)
ソニーと Tencent(騰訊)は、日本のゲーム会社フロム・ソフトウェアに出資し、少数株主となったことを明らかにした。ソニーは16.25%、Tencent は14.09%の株式を取得することになる。フロム・ソフトウェアは、世界的に有名なロールプレイングゲーム「ELDIN RING」と「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」の開発を担当している。
フロム・ソフトウェアの親会社である KADOKAWA グループからの発表によると、今回の出資は第三者割当増資によって行われる予定だ。Tencent は2016年、コミックタイトルや映画化の出版に注力する KADOKAWA グループの子会社 Guangzhou Tianwen Kadokawa Animation and Comics(広州天聞角川動漫)に資本参加したことがある。Tencent は、Tencent Video(騰訊視頻)、Tencent Comics(騰訊動漫)、Tencent Games(騰訊遊戯)の各事業部門を通じて、アニメやコミックのゲーム化にも目を光らせている。(KADOKAWA グループ)
EVメーカーのLeapmotor(零跑)、香港での IPO が承認される
Leapmotor(零跑)は8月29日、香港証券取引所から上場計画の承認を得た。Nio(蔚来)、Xpeng Motors(小鵬)、Li Auto(理想汽車)に続く、この分野での成長と投資の一貫した波を利用する最新の中国の EV スタートアップとなった。
South China Morning Post(南華早報)は2日、消息筋の話を引用し、内部関係者が IPO で少なくとも10億米ドルを調達できると予測しており、同社は9月に上場する予定だと報じた。テック大手 Baidu(百度)が支援する競合 WM Motors(威馬)も、6月に香港での株式取引権を申請しているが、まだ許可が下りていない。(零跑)
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