Googleマップがより自分好みに、マップ作成「Felt」/Figmaに続け!次世代クリエイティブツール(1)

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Image credit:Felt

最近、クリエイティブツールに関する話題が注目を集めるようになっている。記憶に新しい事例ではAdobeが200億ドルという破格の評価でデザイン編集ツール「Figma」の買収を発表したことが挙げられるだろう。アプリケーション主体でイラスト、画像、動画編集ツールで業界を牽引してきたAdobeがWebブラウザ主導の共同作業ツールの買収で、Webとモバイルアプリで日常生活を送る人々のスタイルに適応しようとしている

またクリエイティブツールと言えば、今最も話題となっているのはテキストから画像に変換できる画像作成AIツールだろう。特に日本ではアニメキャラの画像生成が優れている点や著作権の問題や学習データの取得先などで大きな物議をかもしていることから10月3日にサービス公開されたNovelAIが有名だが、画像生成AIは10月17日に1億100万ドルを調達したStability AIや日本のテックスタートアップデジタルレシピによるCraiyonなどいくつかある。

そこで今回は、日本ではまだあまり知られていないけど今後日本でも流行るかもしれないクリエイティブツールを提供するスタートアップ3社を紹介する。SNSファーストで服や小物を揃える世代に刺さるインタラクティブなツールから、ここ数年ほとんど代わり映えしなかったGoogleマップのアップデートツールまで個性的な3つをまとめた。是非ご覧いただきたい。

Googleマップがより自分好みに、マップ作成ツール「Felt」でできること

Feltは2021年創業のカリフォルニア州オークランドにあるマップ作成ツールを開発するスタートアップだ。同社CEOのSam Hashemi氏はNASAのプロダクトリードとしてMars Curiosity Roverなどのインターフェイス設計に携わった後、都市開発時に交通計画や道路設計で使用できるマッピングツールを開発するRemixを創業。Sequoia Capital、Y Combinatorなどから資金調達して成長し、ロジスティクステック企業のVia Transportationに1億ドルで売却した経験を持つシリアルアントレプレナーだ。

Feltはインターネットで見る地図を作成するのを簡単にするツールだ。与えられたレイヤーから選ぶだけでなく、ユーザーが表示したいデータを組み込んだレイヤーを作成し、動画や画像の張り付け、注釈付けなどができるようになる。

これまでにもオリジナルマップの作成方法はいくつか存在した。JavaScriptを記述して作成するMapfit、位置情報を提出するとインタラクティブな地図を作成してくれるBatchGeoなどだ。これらのサービスがGoogleマップのアレンジであるのに対して、Feltは直感的にマップレイヤーからデザインしていけるのが特徴だ。

Image credit:Felt

同社は直感的なデザインをより簡単に実現できるよう独自のプログラミング言語Felt Style Languageを公開している。形式はCSSのようなスタイルシート言語に似ており、セレクタ、プロパティを指定して値を入れるだけでマップのビジュアル作成が可能だ。

以下に実際にユーザーが作成したマップを張り付ける。是非一度見て触ってその自由度を味わってもらいたい。

次に続く:Dropboxなどからの移行続々、ビジュアルツールの管理に特化したクラウド「Air」/Figmaに続け!次世代クリエイティブツール(2)

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