再エネ調達プラットフォーム「エネオク」運営のエナーバンク、2億円を調達——Spiral、ジェネシア、SMBC VCから

SHARE:
エナーバンクの皆さん。中央右が代表取締役の村中健一氏
Image credit: Enerbank

再エネ調達プラットフォーム「エネオク」、環境価値取引プラットフォーム「グリーンチケット」、太陽光発電設備導入支援サービス「ソラレコ」を運営するエナーバンクは5日、直近のラウンドで2億円を調達したと発表した。ラウンドステージは不明。このラウンドは Spiral Capital がリードし、ジェネシア・ベンチャーズ、SMBC ベンチャーキャピタルが参加した。エナーバンクにとっては、2020年7月に実施したジェネシア・ベンチャーズからの約6,000万円の調達に続くものだ。

エナーバンクは2018年、現在、代表を務める村中健一氏らにより創業。村中氏は以前、ソフトバンクで経済産業省 HEMS プロジェクト主任を務め、2016年の電力自由化で電力事業の立ち上げ、電力見える化プロダクト開発のリーダを務めた人物だ。最主軸サービスであるエネオクでは、法人事業者や自治体が日本全国の小売電気事業者や、太陽光発電や蓄電池設備におけるPPA(電力販売契約)、EPC(設計・調達・建設)事業者から最適な契約を導くリバースオークションの仕組みを活用した調達サービスを提供している。

エナーバンクでは調達した資金を使って、開発、オペレーション人材の採用強化、全国の官公庁・自治体施設や民間施設における電力調達ペインに応えるプロダクトの利便性向上、サービスの拡充、自治体や法人事業者がまとまって再エネ購入を行う独自特許技術を活用した共同調達、共同オークションのシステム仕様の強化、マーケティングを行うとしている。

via  PR TIMES

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する