イマクリエイト、1.8億円をシリーズA調達——「するVR」で現実以上に効果のあるVRトレーニング開発

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Image credit: Ima-Create

VR スタートアップのイマクリエイトは20日、シリーズ A ラウンドで1.8億円の調達を明らかにした。このラウンドは東京⼤学協創プラットフォーム開発(東大 IPC)がリード、Monozukuri Ventures、名前非開示の個⼈投資家複数が参加した。

イマクリエイトは現実の壁をこえて、⾝体性のある XR の研究開発と社会実装に取り組むスタートアップだ。主に産業や医療分野でバーチャル技術を活⽤したトレーニングの開発に取り組んでおり、バーチャル空間内で現実のように⾝体を使う「する VR」の開発⼒を強みとする。

すでに実証実験が始まっており、例えばけん⽟では、バーチャル空間で練習した初⼼者 1,128⼈中1,087⼈が「もしかめ」という技を習得することを確認した。また、コベルコE&M と共同開発した「ナップ溶接トレーニング」では、バーチャル空間で⾏う練習が実技練習以上に習熟効果があることを確認している。

イマクリエイトでは今回の資⾦調達を受けて、研究・開発の強化を図る。その第一弾としてマンツーマンで技術を教える・教わる、⼀緒に作業をするといった柔軟性の⾼いトレーニングができるようになるマルチプレイ機能が実装される予定だ。

via PR TIMES

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