テクノロジーで女性の健康課題を解決「flora app」

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「Flora App」
Image credit: flora

本稿はベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・キャピタルが運営するサイトに掲載された記事からの転載

サービス概要:技術で女性の健康課題を解決するFlora。現在は月経の課題にフォーカスする「flora app」をはじめ、妊活や、働く女性のサポートをするアプリを展開しています。

Monthly Pitch編集部はココに注目:世界では39.6%の女性が産婦人科系の疾患を抱えていますが、その受診率は低いそうです。国内においても、月経困難症に悩む女性約1000万人の内91%、子宮内膜症の400万人が診察を受けていないと言われています。「女性が自分の体を理解できていない、だからセルフケアや予防ができない」と、Flora代表のクレシェンコ アンナさんは語りました。

Floraはこのような女性が取り巻く状況を、データ×機械学習×エンターテイメントで解決を図ります。最適な生理痛の改善方法といったコンテンツを、InstagramのストーリーやTikTokのように楽しく提供。またユーザーの生活全般のパーソナライズデータをチャットボットで蓄積することで、月経と不妊、更年期の関係など、将来的にはユーザーの状況から疾患発症の可能性も算出できるように仕掛けていく予定です。

詳細:創業者のアンナ・クレシェンコ氏はウクライナのオデーサ国立大学出身で、2017年に文部科学省の奨学金を受けて来日し京都大学に入学。大学2年生の時、短期留学の際にシリコンバレー視察の機会を得て、その時に接した社会起業の概念と従妹の産後うつの体験から、全ての妊婦が安心して妊活・出産・育児ができる社会の構築」を目指して Floraを創業した。

flora appは2022年3月にローンチしたアプリだ。メールマガジンに加え、女性タレントやYouTuberを起用したオンライン性教育イベント「FemCamp」の開催を通じたマーケティング活動に成功。ローンチから3ヶ月を迎えた2022年7月時点でダウンロード数は2万件に達した。年内にはダウンロード数10万件を目指している。

ヨーロッパやアメリカと比べ、日本を含むアジア諸国では、フェムテックに対する意識や概念が希薄だ。日本での事業に取り組んだ後、Floraでは東南アジアやインドへのサービス展開を念頭に置いている。Floraはこれまでに、PE&HRの社会起業ファンドのほか、エンジェル投資家複数から約2,200万円を調達している。

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