Plusbase、看護師のためのメンタルサポート「Ns.be(ナースビー)」を正式ローンチ

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Plusbase は31日、看護師向けメンタルサポート「Ns.be(ナースビー、旧称Nurse-be)」を正式ローンチした。同社は今年5月にシードラウンド(調達額非開示、後に配信されたプレスリリースではプレシードラウンドとされる)を実施したことを明らかにしていた。Ns.be は、医療従事者の4人に1人が抑うつ状態と言われる医療業界で、特に大きな精神的負担を強いられる看護師のメンタルサポートに特化し、看護師が「セルフモニタリング(対象者自身が自らのストレスに気づいて対処すること)」できる仕組みを提供する。

Plusbase は、病院の救命救急科で看護師の経験のある Sakura Wimalasuriya 氏(現 CEO)と、彼女の友人で医療経営士でもある氏家好野氏(現 COO)により2022年1月に創業。Wimalasuriya 氏は急性期病棟看護師1年目にうつ病と診断されたことがあり、認定心理士を取得後、500名以上の患者と接する中で、心理療法の知識がある看護師は、こころの回復が早いことがわかったため、セルフモニタリングの仕組みづくりが重要と考え、Ns.be の開発に至った。

Ns.be では、LINE で簡単にこころの状態をチェックできる。精神的に辛い時に「ぴえんボタン」を押し、自分自身がストレスを感じたり、落ち込んだ日を記録したりすることで、経時的なこころの状態の変化を見える化することができる。こころの状態を記録し振り返ることで、気分や体調の変化に気づき、対処行動をとることを支援する。LINE で月に一度通知が来ることで、忘れずに感情の振り返りができる。今後、看護師特化のメンタルヘルスケアコンテンツ、意思決定支援サポート機能の追加を予定している。

via PR TIMES

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