10月3日~10月7日に公開された韓国スタートアップの調達のうち、調達金額を開示したのは9件で、資金総額は786億ウォン(約78.6億円)に達した。
主なスタートアップ投資
- 自営業者の経営管理サービスを提供する Korea Credit Data(한국신용데이터)が250億ウォン(約25億円)を調達した。時価総額は1兆1,000億ウォン(約1,100億円)に達し、ユニコーンクラブ入りした。 170万事業所が使用する経営管理サービス「CashNote(캐시노트)」を中心に POS、B2B 食材デリバリ、コミュニティなどを運営している。
- ブロックチェーンウォレットを開発する Haechi Labs(해치랩스)が時価総額2,000億ウォン(約200億円)で120億ウォン(約12億円)を調達した。セキュリティ監査、ウォレット、カストディ、ブローカレッジサービスを提供。今年は一般ユーザ向けの B2C ウォレット事業を推進する。
- LiDAR センサースタートアップ AutoL(오토엘)が110億ウォン(約11億円)を調達した。現代(ヒュンダイ)自動車の社内事業からスピンオフしたスタートアップで、オブジェクト認識ソフトウェアや中・長距離用32チャンネル LiDAR など開発している。今回の調達資金を使い、海外市場を攻略する。
- スマートファクトリー自動化ソリューション Daim Research(다임리서치)が100億ウォン(約10億円)を調達した。ロボット群制御、工場設計など統合運用ソリューションを開発している。今回調達した資金を使い、ボストンに R&D センターを設立し、MIT(マサチューセッツ工科大学)との共同研究推進など本格的に海外進出する計画だ。
トレンド分析
今週のトレンド分析は、BRIDGE 既載記事「サウジのスマートシティ「NEOM」のChatterjee氏が語った、資金調達の危機をチャンスに変える方法」とほぼ同一内容のため省略します。
【via StartupRecipe】 @startuprecipe2
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