ByteDance(字節跳動)が休暇拡大、深圳市がeスポーツ振興で多額資金拠出など——中国スタートアップシーン週間振り返り(9月26日〜30日)

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上海の Bytedance(字節跳動)ビル受付で働くスタッフ Image credit: TechNode/Emma Lee

本稿は、Technode(動点科技)が、9月26日〜9月30日に配信した「News Feed」記事の中から主要ニュースを翻訳したものです。

ByteDance(字節跳動)、ワークカルチャー批判を受け中国従業員の休暇を拡大へ

ByteDance(字節跳動)は、そのワークカルチャーをめぐって広く批判されたことを受け、中国の従業員に対する有給休暇の提供を拡大する予定であると報じられている。South China Morning Post(南華早報)の報道によると、従業員には病気の家族の世話をするための休暇が10日間、有給病気休暇の最長期間が8日から12日に延長され、忌引き休暇も2日延長されるという。

この新しい休暇制度は、10月か11月のある時期に施行されるとのことだ。ByteDance は、他の中国のテック大手とともに、従業員を週6日、午前9時から午後9時までのシフトで働かせる悪名高い「996」慣行などの過重労働政策で非難を浴びた。今回の報道は、従業員の福利厚生に関する一連の変更の最新のものだ。南華早報

ByteDance(字節跳動)、規制への懸念が強まる中、取締役会を拡大へ

ByteDance(字節跳動)は、世界的に規制圧力に直面している中で、4人の取締役を追加して取締役会を9席に拡大する計画であると、South China Morning Post(南華早報)は28日、2人の匿名の情報源の話を引用し、株主が27日の投資家会議でこの提案を承認したと付け加えて報じた。

ByteDanceの取締役会は現在、General Atlantic、Susquehanna International Group、Coatue Management、Sequoia China の代表と、ByteDance の最高経営責任者である Liang Rubo 氏で構成されている。ByteDance の短編動画プラットフォーム「TikTok」は、児童のプライバシー侵害をめぐり、イギリスで2,900万米ドルの罰金の可能性に直面しているほか、アメリカではバイデン政権下で国家安全保障上の懸念を解決するための交渉を試みている。南華早報

深圳市、地元 e スポーツ業界支援で1プロジェクトあたり2億円を拠出

中国南部の深圳市は9月23日、地元の e スポーツ産業を成長させるための対策草案を発表した。現在1カ月間、一般からの意見を受け付けている草案によると、深圳市政府は1プロジェクトあたり最大1,000万人民元(約2億円)相当の財政支援を行うとしている。この措置は、地元の e スポーツ産業チェーンの構築、 e スポーツ施設の設置、コンテンツ制作の奨励を目的としている。

また、地元政府は、深圳市でより多くの国際イベントが開催されることを望んでいると強調している。上海交通大学の2021年の報告書によると、上海と北京は、世界で最も発展した e スポーツ産業のトップ5にランクインしており、杭州と成都は9位と10位にランクされている。深圳市政府

中国の自動車メーカーChery(奇瑞)、チップメーカーのHorizon Robotics(地平線機器人)に出資(9月27日)

中国の自動車メーカー Chery(奇瑞)は、高度な運転支援機能を備えたインテリジェントな車両を少なくとも5台展開するための協力の一環として、国内のチップ大手の Horizon Robotics(地平線機器人)に戦略的資金提供の契約を締結したと発表した。Jaguar や Land Roverの中国におけるパートナーである Chery は、プレミアム EV ブランド「Exeed」の最初のセダンを来年リリースする予定だ。

コードネーム「E03」は、Horizon の最新人工知能プロセッサー「Journey 3」を搭載し、都市部での自動運転を可能にする予定だ。同社のデータベースサイトによると、創業7年の Horizon は、創業以来、SAIC(SAIC)、BYD(比亜迪)、Great Wall Motor(長城汽車)などの大手自動車メーカーから少なくとも34億米ドルの資金を調達している。奇端

オンライン食料品配送の「Dingdong Maicai(叮咚買菜)」、新たなレストランとの取引で惣菜の提供を拡大(9月26日)

オンライン食料品配送の「Dingdong Maicai(叮咚買菜)」は、「Wangrongcheng(望蓉城)」や「Jingyuerong(精悦蓉)」などのレストランブランドと協力し、今年の完全黒字化戦略で重要視される製品カテゴリの惣菜の開発を強化することを明らかにした。

NYSE(ニューヨーク証取)に上場する同社は、2022年第2四半期に初めて黒字化し、創業者で CEO の Liang Changlin(梁昌霖)氏は決算説明会で「今年は完全黒字化を目指す」と述べた。同社は2021年初頭から惣菜の販売を開始し、同年第4四半期にはこのカテゴリが同社全体の売上高の14.9%を占めた。同社は今年2月に惣菜部門を設立し、自社の7工場を含む40以上の工場と連携している。証券日報

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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