FFG傘下のFVP、3号ファンドを70億円規模で組成——AUMは220億円、出資先は80社に

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FFG ベンチャービジネスパートナーズが入居する、福岡銀行本店ビル。
Used under the CC BY 3.0 license. Photo by Jason7825 via Wikimedia

ふくおかフィナンシャルグループ(東証:8354)傘下の FFG ベンチャービジネスパートナーズ(FVP)は、3号ファンドを組成し、運用を開始したと発表した。組成時期は今年8月で、ファンド規模は70億円。GP は FVP で、LP は福岡銀行のみの、自社グループ内における二人組合の形態をとった純投資ファンドだ。FVP はこれまでに1号ファンド、2号ファンド、CVC 1号ファンドを組成しており、今回のファンドを合わせた AUM(運用資産残高)は220億円に達した。

3号ファンドの投資スコープについても、これまでの1号や2号ファンドと大きく変わらず、新事業創出の支援・育成や地場企業とのマッチングを通じて地域経済の活性化、地方創生の取り組みに貢献するとしている。業種、エリアを問わず、シード・アーリーからレイターステージの企業が対象で、特に大学の研究シーズを活用した事業創出が期待される、九州域内の大学発ベンチャーへの投資も積極的に実施するとしている。なお、投資地域は、九州のみならず、日本全国および世界が対象だ。

FVP は2017年5月にファンド運営を開始し、累積での投資先は80社で、うち大学発は11社に上る。FVP の Web サイトには投資先として73社が開示されている(FoF 形式でのファンドへの投資を含む)。なかには、9月に SPAC 経由での NASDAQ 上場を明らかにした A.L.I. Technologies などがある。最近では、産業用 AI カメラの HMS、コワーキングスペースを手掛ける宮崎の ATOMica、日本中のパンのサブスク D2C を展開するパンフォーユー、「食べチョク」を運営するビビットガーデンなどが FVP から資金調達している。

via PR TIMES

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