現場DXのためのIoT開発MODE、パナソニックのCVCとSBIから資金調達——累積調達額は1,490万米ドルに

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Image credit: Mode

シリコンバレーを拠点に IoT ソリューションを提供する MODE は10日、パナソニックくらしビジョナリーファンド(パナソニックと SBI インベストメントが共同運営)と SBI インベストメントから資金調達したと発表した。このラウンド、および、ラウンド単体での具体的な調達額は開示していないが、公表されている過去ラウンドや累積調達額などから590万米ドル未満と推測できる。なお、今回の調達を受けて、MODE の累積調達額は1,490万米ドルに達した。

パナソニックくらしビジョナリーファンドは今年7月にパナソニックが立ち上げた CVC で、「一人ひとりの Well-being 実現」に向け、国内外の有望なスタートアップに対し、向こう5年間で80億円の投資を行うことを明らかにしている。今回の MODE への投資は、パナソニックくらしビジョナリーファンドにとって初号案件となる。

MODE では今回調達した資金を使って、エンタープライズ向けソリューションの強化と、日米市場での事業展開強化を行う。具体的には、日本国内を中心に利用の拡大している企業向け IoTソ リューション「BizStack」の一層の導入促進を実現するため、プロダクト開発の加速・人材採用の強化を中心とした事業拡大を強化し、さらなる企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する。

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via PR TIMES

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