Beso、税理士のタスク抜け漏れを減らすSaaS「ZoooU」を正式ローンチ

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Image credit: Beso

税務会計業務特化SaaSを開発するBesoは14日、税理士の定型業務の抜け漏れをゼロにする業務マネジメントツール「ZoooU」の正式版をリリースした。2022年6月にオープンβ版が公開されたZoooUは、税務会計業務をSaaSとして提供することで、業務の効率化とタスクの抜け漏れによって生じる税理士賠償責任リスク(以下、税賠リスク)の軽減を実現するサービスだ。

近年税制が複雑化しており、毎年更新される税制改正大綱に対応が必要なため、定型業務において抜け漏れが多発しているそうだ。実際に、税理士が顧問先から訴訟されるケースは年間で189件、賠償保険の支払いは17億円に達し、税賠リスクは年々大きくなっている。

ZoooUでは税理士法人Beso(株式会社Besoとは別法人)の現役税理士が主導して課題解決を目指す。今後は「訴訟問題に繋がりやすい優先度の高いタスク」を確実に遂行できるような機能を追加して行く予定だ。事務所の収益化と顧問先の業績向上に寄与する機能開発も予定されているという。

Besoは2021年12月、プレシードラウンドでクオンタムリープベンチャーズ(QXLV)から約3,000万円を調達している。

via PR TIMES

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