アパレルブランドと小売店の新規取引を促進、仕入代金の後払い機能も提供する「homula」が2.2億円を調達

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Image credit: Homula

アパレル小売店・ブランド向けのオンラインマーケットプレイス「homula」を運営する homula は28日、直近のラウンドで2.2億円を調達したと発表した。ラウンドステージは、プレシリーズ A ラウンド相当と推定される。このラウンドはニッセイ・キャピタルがリードし、HIRAC FUND と Globe Advisors Ventures が参加した。homula にとっては、昨年5月に実施したシードラウンドに続くもので、ニッセイ・キャピタルと HIRAC FUND はシードラウンドに続くフォローオンでの参加だ。

homula は2019年、筑波大学大学院を修了し、以前はバークレイズ証券で金融商品の開発に携わっていた福地峻氏により設立(設立当時の社名は SUSQ)。小売店舗、特に、アパレル店舗のバイヤーがブランドを探して商品を仕入れることができるマーケットプレイスを運営している。アパレル小売とブランドが初めて取引する場合には即金買取が一般的だが、homula では売れなかった商品を引き取る保証をつけたり、AI を使った評価やファクタリングの活用などで仕入後最長で60日〜90日後の後払いが利用できたりする。

homula は、新規参入やニッチなブランドが、新規にアパレル小売店と出会うだけでなく、取引を始める上でのハードルを下げることにも貢献した。現在、homula に参加するブランドは400、小売店は4,000を超えており、今年9月現在の取引総額は前年同月比19倍の成長を見せているという。ブランドにとっては新規顧客の小売店獲得のみならず、既存顧客とのやりとりを DX 化する役割も果たしている。同社では今回調達した資金で、ブランド(サプライヤー)向けの機能を強化する方針だ。

具体的には、今年初めから提供している全国の小売店(バイヤー)を招待し受注や決済を一括管理できるオンライン展示会機能を増強するのに加え、複数ブランド横断で小売店が仕入れできる合同展示会機能、ブランド向けに homula の機能をホワイトラベルで提供することを検討する。ホールセールマーケットプレイスの分野では、Square 従業員らが2017年に立ち上げた Faire が有名だが、同社は今年5月にシリーズ G ラウンド全体で8億米ドル超の調達を完了し、125.9億米ドルの時価総額をつけたのは記憶に新しい。

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