体重管理「スマートバスマット」開発のissin、ヘルスコーチング事業拡大で5.3億円を調達——千本倖生氏がアドバイザーに就任

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「スマートバスマット」
Image credit: issin

issin は19日、5.3億円を調達したと発表した。調達ラウンドなどは明らかになっていない。このラウンドに参加したのは、東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)、FreakOut Shinsei Fund(FSF)、名前非開示のエンジェル投資家。また、DDI(KDDI の前身)やイー・アクセス(ワイモバイルの前身)の創業者として知られる千本倖生氏がアドバイザーに就任したことも明らかにした。

issin は、シリアルアントレプレナー程涛氏が率いるヘルスケア IoT スタートアップ。風呂上がりに体重測定できるバスマット「スマートバスマット」を開発している。バスマットなら風呂あがりに必ず通る場所にある。デバイス本体には体重を表示する機能は無いため、日頃から現実を直視するストレスからも解放される。毎日の「体重の増減」「BMIの変化」は自動的にスマホに記録される。

issin では資金調達を受けて、ヘルスケアに関わるプロダクトやサービスの開発、人材採用等の強化、海外への展開を加速させる。また、スマートバスマットのユーザ向けの新サービスとして、ヘルスコーチング事業の拡大を行う。スマートバスケットで取得したデータを元に管理栄養士や保健師をはじめとする専門家がユーザに寄り添った健康提案をする。ヘルスコーチングの正式サービスローンチは2023年6月を予定している。

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via PR TIMES

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