NFTにまつわるコミュニケーションは、2Dから3Dへ:Suishow CEO 片岡× ACV唐澤・村上(2)

本稿はアクセンチュア・ベンチャーズが配信するポッドキャストからの転載。音声内容の一部をテキストとして掲載いたします

アクセンチュア・ベンチャーズ (ACV)がスタートアップと手を取り合い、これまでにないオープンイノベーションのヒントを探るポッドキャスト・シリーズです。旬のスタートアップをゲストにお招きし、カジュアルなトークから未来を一緒に発見する場を創っていきます。

ポッドキャストで語られたこと

NFTにまつわるコミュニケーションは、2Dから3Dへ

メタバース空間「Zoa.space」

唐澤:(中略)DiscordやTwiitterスペースを使って、似たようなことやっているプロジェクトってたくさんいるじゃないですか。そこでのコミュニケーションと、VR空間でのコミュニケーションは何か違うんですか。

片岡:Discord、Twitter、Zoomもそうなんですけど、(やりとりが)一方通行なんですよ。誰かが喋ってたら喋っちゃいけない。同時に喋ったら、(元々話していた人の声が)もう聞こえなくなっちゃう。(Zoa.spaceでは)距離に応じて近くの人の声は大きく、遠くの人の声は小さく聞こえ、現実世界みたいなコミュニケーションが取れるので、より新しい交流や出会いがあったり、新しい人と話せたり、違う意見がもらえたり、話しやすかったりするんです。

(中略)

唐澤:マネタイズは、どのようにされているんですか? (中略)

片岡:今はテンプレの世界があって、その中に画像を貼り付けていく形です。例えばCNPとか結構大きいプロジェクトには、我々の方で彼らが喜んでくれそうな空間を作ってあげたり、コラボNFTやアバターのNFTみたいなものを作って販売したりしています。

基本的に「マネタイズはこれだ」みたいなものは今なくて、将来的にはたくさんの人に使ってもらってNFTのマーケットプレイスを運営し、そこで販売してもらうみたいな感じを目標にしてるんですけど、今はあんまりお金を稼いでいるという感じじゃないですね。

(中略)

今一緒にやっているメンバーは25人くらいで、基本全員エンジニアです。Zoa.spaceに関わっている人は10人ちょっといて、基本Unityのエンジニアでメタバースのクライアント側を作っています。プロジェクトが空間を作れないので作って欲しいと言われた時に対応するモデラーさん、デザイナーさん(空間デザイナー)が3〜4人くらいいます。ブロックチェーンのエンジニアもいます。

次につづく:MetaMartは、他のNFTマーケットプレイスと何が違うのか

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