Webシステムのガイド・定型入力自動化・利用解析を実現する「テックタッチ」、17.8億円をシリーズB調達

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「TechTTouch」
Image credit: TechTouch

Web システムに画面上で操作ガイダンスを簡単に追加できるサービス「テックタッチ」を開発するテックタッチは11日、シリーズ B ラウンドで17.8億円を調達したと発表した。このラウンドは DNX Ventures がリードし、三菱UFJ キャピタル、SMBC ベンチャーキャピタル、みずほキャピタル、NTTドコモ・ベンチャーズ、電通ベンチャーズ、BRICKS FUND TOKYO(三菱地所)、Sony Innovation Fund、THE CREATIVE FUND、DBJ キャピタル、Archetype Ventures が参加した。

DNX Ventures、DBJ キャピタル、Archetype Ventures はシリーズ A ラウンドに続くフォローオンでの参加。今回の調達を受け、累積調達額は24億円に達した。テックタッチでは今回調達した資金を使って、人材採用、マーケティング、海外進出に投資する。具体的には、従業員数の半年以内にの00名突破を見据え、3領域(大手企業・官公庁や自治体・SaaS 企業)におけるマーケティングを強化し、3年以内のエンドユーザ1,000万人突破を目指す。また、公共セクターでは3年間で官公庁含め200法人での導入を目指す。

テックタッチは、Web ブラウザ側にはプラグイン、サーバ側には js を導入することで既存の Web システムに説明ガイダンスをオーバレイできるサービス。サーバ側にコードを入れて完結する(ブラウザ側にプラグインを入れない)運用も可能で主要ブラウザに対応する。操作ガイダンス以外に、定型入力操作を自動化したり(オートフロー)、システム利用動向を可視化し活用されていない機能や非効率な操作を発見したりすることもできる(利用分析)。同社は昨年12月、国内ユーザが200万人を突破したと発表した。

via PR TIMES

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