経済予測クラウド開発・運営のxenodata lab.(ゼノデータ・ラボ)、野村HDらから3.05億円を調達

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「xenoBrain(ゼノブレイン)」
Image credit: xenodata lab.

企業の業績予測 AI SaaS「xenoBrain(ゼノブレイン)」を開発・提供する xenodata lab.(ゼノデータ・ラボ)は24日、直近のラウンドで3.05億円を調達したことを明らかにした。ラウンドステージは不明で、このラウンドはまだクローズしていない。このラウンドに参加したのは、野村ホールディングス(東証:8604)、グローブアドバイザーズベンチャーズ、NCB ベンチャーキャピタル、DBJ キャピタル、帝国データバンク、時事通信社、AITI(AI・テクノロジー・イノベーション・ファンド)。

xenodata lab. は、公認会計士で、以前はユーザベース(東証:3966)で企業・業界情報プラットフォーム「SPEEDA」の事業開発部責任者だった関洋二郎氏らにより2016年2月に創業。xenodata lab. は2017年2月にシードラウンドで6,000万円、2017年11月にシリーズ A ラウンドで2.5億円、2019年3月にシリーズ B ラウンドで7.8億円を調達しており、エクイティファイナンスによる累積調達額合計は、今回の調達を含め約13億円程度と推定される。

xenoBrain は、過去10年分2,000万本超の経済ニュース記事に含まれる過去の経済事象の連関や4.5万指標の統計データを独自の自然言語処理技術やディープラーニングにより分析、未上場企業40万社・1.5万業界の企業業績、製品市況、需給などの経済予測を提供するプラットフォームだ。2022年12月の月次売上高は前年同月比で成長率100%(つまり2倍)に達したという。今回の資金調達を受け、同社は xenoBrain の予測対象領域を国内外の株価や四半期業績にまで拡大するなど機能を強化する。

via PR TIMES

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