
Image credit: Alpaca.Lab
沖縄に本拠を置き運転代行マッチングプラットフォーム「AIRCLE(エアクル)」を運営する Alpaca.Lab は、シリーズ A ラウンドの 1st クローズで2億円を調達したと発表した。2022年のプレシリーズ A ラウンドに続くものだ。
このラウンドに参加したのは、NKC ASIA、沖縄振興開発金融公庫、Dirbato、XTech Ventures。沖縄振興開発金融公庫は以前、資本性ローンによるデットファイナンスを提供。また、XTech Ventures はシードラウンドに続いて、Dirbato はプレシリーズ A ラウンドに続いてのフォローオンでの参加。今回ラウンドを受けての累積調達額は約4.5億円に達した。一部、デットが含まれるとみられる。
Alpaca.Lab は、北陸先端科学技術大学院大学で人工知能の研究に携わっていた棚原生磨氏により2018年創業。琉球大学との共同研究により、運転代行業界の最適化を図ろうとするスタートアップだ。AIRCLE は、利用者と運転代行業者を繋ぐ配車プラットフォームで、現在は沖縄県と福岡県で展開している。利⽤者がスマホやタブレットから発注をすると、運転代⾏業者と利⽤者の位置情報を活⽤し、効率的なアルゴリズムにより最適な配車を⾏う。
運転代行業者は随伴⾞の位置情報をリアルタイムに確認しながら配⾞⼿配が可能な上、⽬的地へのルート案内のほか、受注・発注処理、ドライバー管理などの⽇常業務も⼀括管理できる。このほか、タイムロスやミスを削減を目的とした「BUSINESS」、半自動で配車管理を行う「OPERATOR」などの業務支援クラウドサービスも提供する。利用者によるダウンロードは60,000件、累計注文数は12万件超、運転代行業者は140業者300台以上。
Alpaca.Lab では今回の資金調達により、展開地域の拡大を目指し、マーケティング投資や新事業検証を積極化、また、採用を強化する。
via PR TIMES
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