microverse、2億円をプレシリーズA調達——協業や単独でNFT発IPの立ち上げに注力

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Image credit: Microverse

web3 プロジェクト発の IP/コンテンツを創出する microverse は22日、プレシリーズ A ラウンドで2億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、ジェネシア・ベンチャーズ、B Dash Ventures、Cygames Capital、ギフティ(東証:4449)、F Ventures。microverse にとっては、2022年4月に実施したシードラウンドに続くものだ。F Ventures は今回、シードラウンドに続くフォローオンでの参加。累積調達額は2.5億円に達した。

microverse は2022年11月、ブロックチェーンゲーム開発の doublejump.tokyo で、企業の NFT コンテンツやマーケットプレイスのディレクターをしていた渋谷啓太氏により創業(創業時の社名は ness)。企業向けの NFT プロジェクトプロデュースサービス「Stella」を開発・提供している。Stella では、NFT 販売のストアフロントやコミュニティ運営機能を提供し、NFT Airdorp マーケティングや決済基盤としてのサービス展開も見据える。

microverse では Stella の基本機能は一定まで完成したことを受けて、今後、NFT 発の IP コンテンツ開発に注力する。これは、IP ホルダー(ゲーム会社、キャラクタ会社、アニメ会社など)と協業するものと、microverse が自ら単独で立ち上げるもの2つに大別できるそうだ。渋谷氏によると、NFT の本質的な価値の一つが「資産性とアイデンティティ証明の両立」、例えば「当初からファンであることを証明できるアピールツール」ととらえ、既存 IP より、協業や単独で IP の 0→1 立ち上げにに注力するという。

今回ラウンドに参加した投資家のうち、ギフティとは、NFT を使った企業向けのマーケティング施策の展開、ギフト的な NFT の流通事業の開発などで協業の可能性を模索する。microverse では、NFT だけでなく、トークンや DAO など web3 を活用したプロジェクトの企画・開発体制を充実させるため、人材採用を強化する。

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via PR TIMES

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