介護事業所向けリハビリSaaS「リハプラン」運営、11.3億円をシリーズD調達——累積調達額は21億円に

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「リハプラン」
Image credit: Rehab for Japan

介護事業所向けリハビリSaaS「リハプラン」を運営する Rehab for Japan は1日、シリーズ D ラウンドで約11.3億円を調達したと発表した。このラウンドは SMBC ベンチャーキャピタルと JP インベストメントがリードし、小野デジタルヘルス投資(小野薬品工業の子会社)、オムロンベンチャーズ、Aflac Ventures、やまと社会インパクトファンド(南都キャピタルパートナーズとキャピタルメディカ・ベンチャーズによるインパクトファンド)、MTG Ventures、名前非開示の個人投資家が参加した。

これは Rehab for Japan にとって、2021年5月に実施した7億円の調達に続くものだ。小野デジタルヘルス投資は小野薬品工業(東証:4528)として、また、やまと社会インパクトファンドを構成する一社であるキャピタルメディカベンチャーズ、SMBC ベンチャーキャピタル、MTG Ventures は過去のラウンドに続くフォローオンでの参加。今回の調達をけて、Rehab for Japan の累積調達額は約21億円に達した。

Rehab for JAPAN は2016年6月に創業、2018年2月にリハプランをローンチした。2023年1月時点でリハプランを導入する介護事業所は1,400社に達し、これまでに約15万人の高齢者データを保有している。リパプランではリハビリ訓練計画の立案工程を自動化しており、要介護者の身体状況や自宅での生活課題、本人の意志などに関する項目をチェックするだけで最適なリハビリメニューが自動提案されるため、リハビリ指導経験のないスタッフでも、簡単に効果的な介護リハビリを提供できるようになる。

via PR TIMES

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