社員研修の導入は2,900社に拡大、Schooが21.5億円調達ーー会員数は84万人に

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オンライン学習のSchoo(スクー)は2月22日、インキュベイトファンドをリードとするシリーズEラウンドの増資を公表する。引受先になったのは第一生命保険、中国電力、SBI新生銀行、商工組合中央金庫ら。報じてる日経によると株による出資は10億円で、これに金融機関からの借入を含めて総額21億5,000万円を調達する。調達した資金はプロダクト開発、採用、組織体制強化に投資する。

前回のシリーズDラウンドでは約7億円を調達し、Bonds Investment Group(BIG)やインキュベイトファンド、SMBCベンチャーキャピタル、鎌倉投信、フューチャーベンチャーキャピタル(東証:8462)、山口キャピタルなどが参加していた。

参考記事:これまでのSchooの記事

2012年のサービス開始から社会人向けのオンライン学習コンテンツを配信し続け、現在の登録会員数は84万人。生放送については無料で閲覧が可能で、過去に配信されたアーカイブを見たり、倍速での再生機能を使うには月額980円のプレミアムプランに加入する必要がある。現在、アーカイブ授業動画は8,000本が公開されている。

また、もう一つの事業として法人向け社員研修「Schoo for Business」を提供している。導入企業実績は 2,900社で、社員の視聴履歴管理やレポートの提出などの機能が提供される。料金はID制で月額固定の1,500円で利用できる。また、これ以外にも大学や教育機関のデジタル化支援も手掛けており、2021年には高等教育機関向けのサービスとして「Schoo Swing」の提供も開始している。

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